消費税8%増税を訴求し駆け込み需要を狙うポップがあちこちで見られるようになってきた、さて3月31日発送4月1日到着の商品の税率は何%か?

消費税8%増税を訴求したポップ消費税8%増税を訴求したポップをあちこちで見かけるようになってきた。消費税は2014年4月1日より現行の5%が8%に増税され、さらに翌2015年10月1日にはさらに10%に増税されることまでは視野に入っている。そのため住宅や自動車など高額の買い物ではすでに駆け込み需要が起きており、購買サイクルが長い家具や印鑑などでも需要は増加している。一方、消耗品や日用品などの低額のものも駆け込み需要が予想されるが、その時期は3月後半の増税直前期と見られている。写真のポップは「増税前の購入の決断は今です!!」となっている。これは、ガソリンスタンドの給油機に貼られていたものであるが、まだ貼る時期が少し早いような気がする。

ガソリンスタントの給油に貼られた8%増税告知のポップ
ガソリンスタントの給油に貼られた8%増税告知のポップ

企業としては会計や販売管理のソフトなども消費税8%対応のものにバージョンアップするか買い換える必要がある。そろそろ準備しておかないと間に合わなくなるのではないだろうか。利用者が多い弥生会計や弥生販売など弥生シリーズは新バージョンでないと消費税8%対応にならないので注意が必要である。

消費税8%の税率適用は4月1日の納品分から

また、消費税の税率8%適用のタイミングは必ずしも4月1日からではないことも注意しなければならない。原則として商品引き渡しの日時が4月1日以降の場合は8%の税率になる。なので、注文や入金が4月以前でも、納品時が4月1日以降なら税率は8%になる。微妙なタイミングのガイドラインとして、ヤフーショッピングのストアマネージャに注意書きがあった。

sinzeiritutekiyoutiming.jpg

この案内では、3月31日発送ならば、お客様のところへの到着(納品日)が4月になっても旧税率の5%でよいことになる。これは「出荷日を引渡日として会計処理しているという前提」の場合なので、そうでない場合は3月31日発送で4月以降到着は新税率8%と計算しなければならないことになる。

ややこしそうな想定は、事前にガイドラインを定めておき、お客様にもWEBサイトで告知したほうがいいだろう。

この記事を書いた人

中小企業診断士:遠田幹雄の顔写真遠田 幹雄(とおだ みきお)
 
経営コンサルティング企業である株式会社ドモドモコーポレーションの代表取締役。石川県金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントである。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係るコンサルティング活動を展開している。商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしている。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者
 
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介している。


このページはTwitter、はてな、Google+、FacebookなどのSNSで以下のような反響があります。
なお、コメントはFacebookにログインしている状態でのみ受け付けております。セキュリティ上の観点からこのようにしております。ご了承願います。
このエントリーをはてなブックマークに追加  

この記事のURL「https://dm2.co.jp/2014/02/syouhizei8zouzei.html」をQRコードで表示
この記事のURL「https://dm2.co.jp/2014/02/syouhizei8zouzei.html」をQRコードで表示「https://dm2.co.jp/2014/02/syouhizei8zouzei.html」
パソコンで表示されたページをスマホでも見たい場合は、このQRコードをスマホのカメラ(QRコードが読めるリーダー)で読むとページが表示されます。