フライヤー(flier)とチラシの違いはなにか?主な用途、印刷枚数、サイズ、紙厚で違いがでる

flier.jpg最近、販促用の印刷物をフライヤーということが多い。従来はチラシといわれていたものまでフライヤーといわれるようになった。グーグルで「flier(フライヤー)意味」と検索すると「英語のflierは日本語でチラシです」という回答が表示される。遠田は2000年まで印刷会社に勤務していたがフライヤーという言葉は使ったことがなかったので、ここ10年くらいで使われるようになった言葉だろう。傾向としては最近の若いデザイナーはチラシというわずフライヤーという傾向が強い。いくつかのサイトで調べたが明確な区別はあまりなさそうだ。
フライヤーとチラシは一体何がどう違うのだろうか?またどのように使い分けるのがいいのだろうか?自分なりに整理してみた。

▼グーグルで「flier(フライヤー)意味」と検索した結果の画面

flier.jpg

用途の違い

フライヤーとチラシは用途が違う。チラシ=折込というイメージを持つ人は多いだろう。そうチラシは新聞や情報誌の折込に使われることが多い。チラシというより折込チラシといったほうがいいかもしれない。一方、フライヤーは折込には使わない。手渡ししたり、店頭においておき持ち帰ってもらったりするような使い方が多い。

サイズの違い

上記で説明したように用途の違いからサイズの違いがある。新聞折込チラシの場合はB4までのサイズは折込料金が同じなので、ほとんどがB4サイズである。まれにA4などもあるが、ハガキサイズのような小さなものはない。逆に小さすぎると折込料金が高いからだ。B4以上のサイズは二つ折りや四つ折りにして仕上がりサイズがB4以内になるようにするのが折込チラシである。一方、フライヤーはB4以上のものはほとんどない。もっとも多いのはA4で、それより小さいA5サイズやA6サイズ(はがきサイズ)もある。名刺サイズのものはショップカードという用途だが名称としてフライヤーということもあるようだ。

印刷枚数の違い

用途の違いから印刷される枚数もかなり違いがでる。折込チラシは数千枚から10万枚またはそれ以上の枚数を印刷することがある。フライヤーは数百から数千程度で、実際には1000枚以下程度が多いようだ。枚数だけで、1万枚以上ならチラシ、それ未満ならフライヤーという判断をしてもいいのかもしれない。

紙厚の違い

チラシの主目的は折込で印刷枚数が多いことから単価を下げるために薄い紙を使うことが多い。おおむねチラシはコートかマットコートで60キロ以下程度の薄い紙厚を使う。一方、フライヤーははがきにも使えるくらいの厚めの用紙を使うことが多く、コートの90キロから135キロくらいのものが多いようだ。

フライヤーとチラシの違い(まとめ)

以上の考察からフライヤーとチラシの違いを一覧表にしてみた。

種別 フライヤー チラシ
主な用途 手渡し 折込
サイズ A4以下 B4以上
印刷枚数 1万枚未満 1万枚以上
紙厚 90キロ以上 60キロ程度

日本語のチラシを英訳するとflier(フライヤー)になるということなので、ざっくりいうと同義語だ。しかし、もう少し違いをはっきりさせたいというなら以上のような分け方がひとつのガイドラインになるかもしれない。

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