神奈川県の菊名駅の乗り換え改札口で、iPhoneのSuicaがエラー表示になった。エラーになったのは、東急東横線の改札を出て、JR横浜線の改札に入ろうとしたときである。エラー表示は「iPhoneがインターネットに接続していません。安定した通信環境でアプリを起動してください。(エラーコード:N009)」だった。
菊名駅の乗り換えは2018年に改修され直線的になっており、つい数秒前に東急東横線の改札を出たときは問題がなかった。しかも、この段階でメールやフェイスブックなどには接続できているので、インターネットに接続はできていた。
さて、困った。
改札を結ぶ通路でしばらくいろいろとやってみたが埒が明かない。Suicaのアプリは最新版だし、残高もあるので、Suica自体の問題ではなさそう。どうもiPhone側の問題である。
ここで、iPhoneを再起動しようとしたが、突然のシャットダウン。
携帯していたモバイルバッテリーに接続したうえで、改めて再起動してみた。なんとバッテリーの残量が10%以下になっていた。上記の画像ではバッテリー残量は70%あったので、突然バッテリーに問題が起きたのかもしれない。
しばらくすると無事に再起動ができた。モバイルバッテリーを接続したままだとSuicaが使えるようになっていた。とりあえずこの状態で改札を通過することができた。
もしも、モバイルバッテリーを持参していなかったら、改札から出られなくなってしまったかも...と思うとぞっとした。
その後、調べてみると、この問題はiPhoneのバッテリー劣化が原因かもしれないと思うようになった。
上記の画面は、iPhoneのバッテリー設定の一部。「ピークパフォーマンス性能」というところで、「このiPhoneで、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなったため、突然のシャットダウンが発生しました。この現象が再度発生しないようにパフォーマンス管理が適用されました。」という表示がされていた。
とりあえず、「最適化されたバッテリー充電」の設定を変更した。
▼最適化されたバッテリー充電について
https://iphone-mania.jp/manual/ios13-new-update-260842/
iOS13から、最適化されたバッテリー充電という機能がついているようだが、いったんその機能をストップし、フル充電する。「明日までオフにする」を選択すれば、その後自動的に最適化の設定になるようだ。
これでしばらく様子を見ることにする。
いずれにしても、このiPhone7はバッテリー交換するか、iPhoneそのものを買い換えるか、という決断をしなければならないようである。
iPhoneSE2が来年(2020年)の春に発売といううわさが本当なら、それまで待つのがよいかもしれない。それまでは、モバイルバッテリーを用意してだましだまし使うことにしようか。
なお、現在スマホはGooglePixel3aとの2台持ちで、電話機能はiPhoneからGooglePixel3aに移動しているので、iPhoneがなくてもとくに大きな支障はない。