ワクワク系マーケティング実践会の小阪裕司さんから緊急ウェビナーをするという告知がありました。会員向けにはZOOMで配信、一般向けにはフェイスブックでのライブ配信で、タイトルは「第3波が来た!?来年の明暗を分ける今ここでの3つの判断」。
コロナ第3波でざわついている世の中に、状況把握と判断の重要性を教えてくれる内容でした。VUCA(ブーカ)の時代におけるooda(ウーダ)ループの大切さを、ワクワク系マーケティングらしく、むずかしい言葉使いをしないで伝えてくれました。
緊急配信された動画はフェイスブックでアーカイブされましたので今からでも閲覧することが可能です。
▼フェイスブックで公開された動画
https://www.facebook.com/1509165609408046/videos/790473481774002/
このウェビナーで3つの判断とは以下のことです。
1.フロー型とストック型のビジネスの違いを知り、ストック型(顧客をストックする)を重視する判断をすること
2.目先のことにふりまわされずに中長期的な判断をすること
3.あきらめないで!手遅れではない、ということ
詳しくは動画をご覧ください。
なお、動画のなかではさらっとふれた「VUCAの時代」ですが、これが私には一番ささりました。
VUCAの時代とoodaループ
VUCAとは
- Volatility(変動)
- Uncertainty(不確実)
- Complexity(複雑)
- Ambiguity(曖昧)
という4つの事象の頭文字で、日本語では「ブーカ」と発音します。
OODAとは
- Observe(観察する)
- Orient(情勢への適応)
- Decide(判断する)
- Act(行動する)
という4つの事象の頭文字で、日本語では「ウーダ」と発音します。
OODAは、PDCAと比較されることが多いです。同じような概念ですが、もっとも大きな違いは「スピード感」です。
OODAは早いです。そしてOODAループと呼ばれるように何度も何度も繰り返し回します。場合によっては一日のうちに何度もOODAループを回すことがあるかもしれません。
一方、PDCAは割と中長期的にじっくりと計画を立ててその計画に従い実施するというイメージですね。ダムを建築する際や新幹線整備計画など、数年かけて計画実行することに適しています。
現在は、変化の時代です。まさにVUCAの時代です。
だから、OODAループを回し続けることが重要なのだと思います。