グーグルアナリティクスは既存のUA(GA3)とGA4を併用して使いましょう

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ga4domodomo200.jpgGoogleのアクセス解析「アナリティクス(Analytics)」は昨年秋頃からGA4が標準になっています。これまで利用してきた方はおそらく既存バージョンのまま使っていると思いますが、これから新規で始める方は新バージョンのGA4が標準になっています。
・既存バージョン→GA3(またはUAと表現)
・新バージョン→GA4
という表示方法がだんだんと普通になってきていますね。
さて、このGA4ですが、GA3となにが違っていて、どのように使えばいいんでしょうか。

グーグルアナリティクスのGA4はビジュアルがよい

GA3に比較するとGA4はビジュアルがいいです。
以下の画像は当社のアナリティクスGA4の画面の一部です。

ga4domodomo640.jpg

GA4にすると、解析画面の見え方がビジュアル的になります。グラフや表などが多用されていて、カスタマイズもしやすいので、これからアクセス解析を始める方にはいいかもしれません。

GA4には以下のようなメリットがあります。
・イベント計測のみなのでクッキーを使わなくてもアクセス解析ができる
・AIを使用して分析の高度化ができる
・Googleにログインしているユーザーならマルチプラットフォームで解析できる
(スマホでもPCでもGoogleに同一IDでログインしていれば同じユーザーとして認識)

一方、デメリットもあります。
・直帰率がわからない
・ページビューがわからない
・ECの設定がややこしい

デメリットは、クッキーを使わない(イベント計測のみ)ゆえの弱点かと思います。平均ページビューとか直帰率とかがわからないと、その数値をKPIにしていたら測定できないので困りますね。

特殊な設定をしたり、いずれ機能拡張されたりすれば、測定できるようになるかもしれませんが、現時点でこれらはうまく測定できません。

では、これまでGA3を使っていた場合、GA4とどうつきあえばいいのでしょうか?

GA3とGA4は併用して使うのがベスト

GA4はGA3と併用できる仕様になっています。

当面は両方使うのがベストですね。とくにGA4はAIを使うこともあり、データを蓄積しておくことが大事です。今すぐに使わないにしても、GA4の設定はしておきましょう。

GA4の設定方法は
https://dm2.co.jp/2020/12/googlega4setting.html
にて説明しています。