グーグルアナリティクスに新たに追加された「ユーザーエクスプローラー」という機能は、個別のユーザー動線を追うことができる優れたレポートを表示してくれる

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userreportanalytics200.jpgグーグルアナリティクスは進化し続けている。今月リリースされた「ユーザーエクスプローラー」という機能がなかなかの優れものだ。簡単にいうと、個別ユーザーのアクセス動線を追うことができるレポートを表示してくれるというものだ。例えば、コンバージョンに至ったユーザー一覧を表示し、そのなかの個別のユーザー1人がどのページからどのページを遷移して最終コンバージョンになったのかがわかるというもの。まだベータ版と表示されているが、ほとんどのユーザーでちゃんと使えるようになっているようだ。、

アナリティクスの管理画面の左メニューの「ユーザー」の中に「ユーザーエクスプローラー」がある。

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クライアントIDというのは、アナリティクスが独自に発行しているユニークな番号で、このクライアントIDごとにアクセスの状況を見ることができる。コンバージョン設定がされているなら「収益」のところをクリック、コンバージョンの多い順に並べ替えることができる。さらに、その中のひとりをクリックすると、その人のアクセス状況を見ることができる。それが「ユーザーレポート」である。userreportanalytics.jpg

このユーザーは、当サイト内のエクセル関連の記事を複数閲覧したあとで、マイクロソフト互換パックのダウンロードページに移動していることがわかる。(ダウンロードページに移動するとコンバージョンされるような設定になっているため)

なかなか便利な機能である。

すでに、カグアの吉田氏がこのユーザーエクスプローラーの使い方について速報レポートをしているので、興味ある方は参照をご覧ください。