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ITシロウトでも避けられないPHPバージョンアップ問題?PHP5に移行するレンタルサーバー(さくらインターネットなど)のPHP4対応が間もなく切れる

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Php4php5 PHP4のサポートが2008年8月に終了するため、今年は多くのレンタルサーバがPHP4からPHP5に移行するようだ。さくらインターネットは6月をめどにPHP5に切り替わる予定。今やMT(ムーバブルタイプ)xoops(ズープス)ワードプレスなどブログやCMSがメジャーになった。これらのブログやCMSではPHPおよびMySQLを使っている例が多いが、データベースに関わる問題に備えPHP5へのスムーズな移行準備しておく必要がある。

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SakuramysqlPHPとは、WEBサーバ(Apacheなど)で動作するスクリプト言語(プログラム言語)。PHPはHTML文書中に記述されたスクリプトを実行し、その結果をHTMLデータとして出力する仕組みを持っており、WEBに特化したプログラムといえる。PHPはMySQLなどのデータベースと組み合わせることによって、WEB上でさまざまなシステム構築が可能になる。
PHPのデータベースに関わる問題ではMySQLのバージョンに注目したい。MySQLはMTやxoopsで多く使われているデータベースで、PHPで動くデータベースの代表格。PHP4時代はMySQL4が主流であった。時代の流れとともにMySQLのバージョンも4.0x、4.1x、5.0x、5.1xと進んでおり、現在ではMySQL5.2βまで進んでいる。どうやらMySQL5.1が最新安定バージョンのようだ。

実はPHP5以降ではMySQLクライアントライブラリがバンドルされていない。理由は複数あるようだが、要は安定したPHP+MySQLの運用ためにはサーバ側で保守管理をせざるを得ないようである。

レンタルサーバで使えるMySQLは共有データベースであるため、バージョンアップや保守管理が困難なようだ。未だにMySQL4.0xが多い。6月にPHPを5.25にバージョンアップするというさくらインターネットもMySQLはまだ4.0xか4.1xだ。PHP5.2系+MySQL4.0系(またはMySQL4.1系)という組合せの運用となるわけだが、6月以降も安定稼動できるかどうか一抹の不安を感じる。

PHP5にはMySQL5を使いたい。PHP5とMySQL5の組合せはセキュリティ面や多言語文字コード運用(文字化けが少ない)などでメリットが多いからだ。

企業にホームページが必須となった現代、情報技術者でなくITシロウトだとしても知らないでは済まされない。WEB環境の変化にはタイムリーな対応が迫られる。PHPバージョンアップにかかわる問題は避けられないとすれば、この機会にPHP5とMySQL5の組合せで稼動する代替サーバを用意しておくのも企業のリスク回避策といえる。

現在、PHP5とMySQL5の組合せで安定稼動するxoops(XOOPS 2.0.16a JP)の環境を提供してくれるホスティングサービスを調べている。XOOPSは、まだ安定していないLegacy 2.1.4よりも旧安定バージョンの2.0.16aJPをUTF-8(多言語文字コード)で使いたい。
(追記:Legacy 2.1.4が安定していないというのは、システムが安定していないということではなく、書籍がないことやLegacyで使えるモジュールが少ないことや既存のモジュールを互換モードで使わざるをえないことの不安定さを表現したもの)

Googleで「PHP5+MySQL5 XOOPS」を検索して探してみる。