現在、日本語版XOOPS(ズープス)は主に2種ある。旧来からあるXOOPS2.0.xJP系列と、2007年に正式版がリリースされたXOOPS Cube Legacy2.1.x系列だ。どちらも日本語のズープスキューブ(http://xoopscube.jp/)から無料ダウンロードで使用可能だ。では、XOOPSを使うならどっちのXOOPSを使うのがよいだろうか?またバージョンアップなどの対応ではどうすればいいか?
xoopsは開発の意見相違から本家と分家の2派に割れている。その経緯はXUGJの「XOOPSについて」で詳しく解説されている。
▼XOOPS関連サイト
XOOPS Project(http://www.xoops.org/)
XOOPS Cube(http://www.xoopscube.org/)
現在、日本語で使うXOOPSはズープスキューブ(http://xoopscube.jp/)に情報が集約されている。
旧来からあるXOOPS2.0.xJP系列と、2007年に正式版がリリースされたXOOPS Cube Legacy2.1.x系列のどちらを選ぶかは、運用目的によっても変わる。
すでにXOOPSを運用しており、今後も安定的な運用を望むならXOOPS2.0.xJP系列(最新安定バージョンはXOOPS 2.0.16a JP)だろう。企業などが使うCMSにはこの選択が無難だ。これまでに発行されているXOOPSの書籍はほぼ100%がXOOPS2.0.xJP系列のものだし、これまでに提供されているモジュールも多数あるため運用が容易だ。文字コードもEUCだけでなくUTF-8に変えて多言語で使えるセットを提供しているサイトもでている。
また、ITに強い個人の利用や将来の拡張可能性を望むならXOOPS Cube Legacy2.1.x系列(最新安定バージョンはXOOPS Cube Legacy 2.1.4)だろう。既存のXOOPS2.0.xJP系列のモジュールも互換モードで動く。(不具合でうまく作動しないモジュールもあるが…)
▼日本語のXOOPS関連サイト
ズープスキューブ(http://xoopscube.jp/)
XOOPS Cube Legacy2.1.x系列なら
XUGJ(http://www.xugj.org/)
⇒ホダ塾のディストリビューションには使用できるモジュールがまとめてあり便利
※なお、XUGJは2008年4月にサーバ移転し、XOOPS2.0.16a-JP から HD-1.0.1a (XOOPS Cube Legacy 2.1.4)へ、EUC-JPからUTF-8へ、php4.4.4からphp5.1.6へ、MySQL4.0からMySQL5.0へと環境が変化している。
XOOPS2.0.xJP系列なら
ズープスサイト – 使おう多言語仕様(http://www.fs4y.com/)
⇒XREA / PHP5+MySQL5環境でのXOOPS 2.0.16aJP
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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