顧客の視点

ガソリンスタンドの閉店が相次ぐ、GS閉店減少はガソリンスタンド淘汰の時代に突入か

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Gsheitenガソリンスタンドの閉店が相次いでいる。7月の値上で200円を突破した地域(離島など)もある。消費者側は自動車の利用を控える動きが目立ち始め、公共交通機関への変更やバイクや自転車利用が増えている。業界関係者によると「180円台になってさらに買い控えが進み、GSは本格的な淘汰(とうた)の時代に突入する」と危機感を抱いているようだ。

またGS閉店には別の問題もある。閉店したGSはそのまま放置されている例が多い。なぜ他の施設に模様替えをして再利用しないのか?
実はGSの地下には巨大なタンクが複数埋めてある。そのサイズはかなり大きく大型トラック一台分以上の体積があるようだ。これを掘りおこして廃棄するには、大型の重機を入れ作業しなくてはならないうえ、その後の廃材の処理などに多額の資金がかかる。この資金調達などにも経営者は頭が痛い。
GS閉店という痛々しい風景はしばらくそのまま残るのだろうか。