屋根に太陽光発電のソーラーパネルを置いてある住宅が増えている。太陽光発電をしている家では現在の電気の消費量と発電量がわかる。消費量より発電量が多いときは電力会社から電気の供給を受けていないということだ。
しかもその際に過剰な電気は電力会社に買ってもらうことができる。これが売電のしくみである。
太陽光発電の家では、売電のしくみもあるため電気料金が安くすむ。
北陸の日射量でオール電化の高気密高断熱住宅で試算すると、年間の電気料金は2万円程度だという。なんと月々の電気料金が2000円弱ということになる。売電価格が上がれば、年間の電気量は0円もしくはもうけることができるかもしれない。
さて、原油高騰の影響で電気料金も値上げされている。10年後、20年後の電気料金がいくらになっているかはわからないが、もしも現状の倍になったら…。ありえない話ではない。
最近増えているオール電化の家は冷暖房や調理器具などでも電気を使うので電気の消費量が多い。オール電化の家の維持費はすごく高いものになる。
そして、電力会社から買う電気は発電の際にCO2(二酸化炭素)を大量に排出している火力発電がもっとも多い。電気は「エコ」というイメージがあるが、火力発電所では大量に二酸化炭素を放出している。さらに発電所から電力需要地の工場や住宅地までの距離が遠いための送電ロス(総発電量の約5%が失われる)などで、その分を余分に発電しなければならない。
コスト面でも低酸素生活という点でも、売電もできる太陽光発電の住宅は価値は高い。
高断熱高気密の住宅に太陽光発電のパネルを取り付けた場合は初期コストが高くなるのは間違いない。しかし、太陽光発電による電気料金削減効果で、おおむね20年以内に元をとれるという。初期コストが高くても快適に暮らせて、そのコストはいずれ回収できるとなれば魅力的な提案だ。
今から住宅の新築をするならオール電化の検討と同時に太陽光発電も検討の価値がありそうだ。そして、ぜひとも太陽光発電の初期コストを引き下げて導入を容易にしてほしいものだ。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
お問い合わせは電話ではなくお問い合わせフォームからメールにておねがいします。新規の電話番号からの電話は受信しないことにしていますのでご了承ください。
【反応していただけると喜びます(笑)】
記事内容が役にたったとか共感したとかで、なにか反応をしたいという場合はTwitterやフェイスブックなどのSNSで反応いただけるとうれしいです。
遠田幹雄が利用しているSNSは以下のとおりです。
facebook https://www.facebook.com/tohdamikio
ツイッター https://twitter.com/tohdamikio
LINE https://lin.ee/igN7saM
チャットワーク https://www.chatwork.com/tohda
また、投げ銭システムも用意しましたのでお気持ちがあればクレジット決済などでもお支払いいただけます。
※投げ銭はデジタルコンテンツ購入という通販のしくみにしました。
※投げ銭は100円からOKです。シャレですので笑ってください(笑)