ちょっとひねって売りまくれっ!は「石川県商工会青年部大会」の第1分科会のテーマだ。価値がほとんどないものでも、ちょっとアイデアをひねれば価値のあるものに変わる。くじ引きで本日の題材を決め、各6名10チーム合計60名がいっせいにブレーンストーミング(ブレスト)を開始。意識の高い人たちのエネルギーはすさまじく、アイデアが出るわ出るわで、とんでもなく面白い場となった。中心となった調査研究委員会の方々ありがとうございました。
ブレーンストーミングをしている様子。出たアイデアをポストイットにバンバンとメモをして意見交換をしながら、さらにアイデアを煮詰めていく。
アイデアを集約する方法として、似たグループのポストイットを集め、タイトルづけをしていく方法を紹介した。
今日は、売りたい顧客ターゲット層、商品名、価格などを設定し発表してもらった。
ブレーンストーミング(略称:ブレスト)とは、少数の集団で自由に意見を出し合い、あるテーマに関する多様な意見を抽出する技法のことである。個人持っている知識は限定的だが、複数人が集まって提案することにより様々な知識の結合がおこり、これまでにない新しい発想がしやすくなる。このつながり方が、脳のシナプス結合に似ていることから、ブレインストーミングは大脳生理学的に見ても非常に有効な方法だという説もある。
グループでの意見交換のやり方
~いいたい放題のルール化~
1、ブレスト4原則
【ブレーンストーミングの4原則】
1 自由奔放:言いたい放題で自由に発言
2 便乗歓迎:ワルノリは大歓迎
3 質より量:多くのアイデアを出す
4 批判厳禁:他人の意見を批判しないこと
2.役割分担の明確化
【グループ内で役割分担を明確にしておく】
1 リーダー:全体の進行役
2 サブリーダー:リーダーの補佐
3 書記:記録していく係
4 タイムキーパー:時間進行をチェックする
5 発表者:最後に発表する
3、ポストイットの活用
【意見を出す】
意見のポイントを記録
短文、キーワードだけでもOK
ポストイットなどを利用してバンバン書く
書記にまかせず全員で書く
4、意見をまとめる
【KJ法的なまとめ方が有効】
メモをみながら同じような意味のグループにまとめて、模造紙に貼り付けていく
⇒グルーピングという
グルーピングできたら、タイトルをつける
タイトルごとの関係を考えてみる
あらためて全体を見渡し、意見をまとめる
5、発表
成果を発表する場を作る
発表という「ゴール設定」をすることで場が活気づく
発表というプロセスはプレゼン能力の向上のためにも有効
この手法は、会社、団体、組合、異業種グループなどあらゆる組織に使えます。あなたも組織活性化のためにちょっとひねって売りまくりませんか?
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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