顧客の視点

JR金沢駅では氷の柱で涼しさをアピールするもお盆休みの客足は1000円高速に奪われたようだ

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Jrkanazawaeki_iceお盆休み期間中は、高速道路利用が増加し、JRは減少したようだ。地震で名神高速道路が一時全面通行止めとなった影響があり、その間の通行量は減少したものの、他の高速道路利用が大幅に増加したようだ。やはり1000円高速の効果はかなり大きかったようだ。
金沢駅では氷の柱を用意し乗客へのサービス向上に努めていたようだが、客足もまばらで涼しい様子だった。

日経のニュース(http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090820AT1G1902M19082009.html)には…

JR旅客6社は19日、お盆期間の輸送実績を公表した。それによると、新幹線と在来線の主要48区間の利用者数は前年比8%減の約1360万人となり、現在の方法で集計を始めた1992年以降、最大の落ち込みを記録した。同8%減となった空の国内便と同様、「地方は1000円乗り放題」とした高速道路の影響が鮮明に浮かび上がった格好だ。

とある。

気になる東名高速と東海道新幹線の競合は、東名高速の勝利だったようだ。地震で通行止めという影響があったにもかかわらず新幹線が減少し高速道路が増加というのは、大きな流れが変化している証だろう。