農商工連携や地域資源

能登のいちごのカステラサンドはMOTプロジェクトで能登赤崎産いちご活用の成功例だ

この記事は約2分で読めます。

赤崎産いちごコンビニのサークルKサンクス石川県内の店舗では、MOTプロジェクトの商品が増えている。MOTプロジェクトとはもっと地元の食材を生かした商品をもっと提供しようという動きで、サークルKサンクス独自の企画だ。
最近よく目にするのが能登赤碕産いちごを使った「能登のいちごのカステラサンド」。よく売れているらしい。

能登赤碕産いちご

能登の赤碕はいちごの産地

石川県能登町の赤碕台地はいちごの産地。赤碕産いちごは果肉がやわらかく甘いのだが、やわらかい果肉のいちごは流通段階で傷みやすいため、流通に乗りにくかった。

そこで、いちご狩りなどで観光農業的な展開を図っていた。

しかし、いちご狩りに来るお客様は土日が多く平日が少ないうえ、狩り残しも多い。

能登のいちごのカステラサンド

「能登のいちごのカステラサンド」は、この狩り残しのいちごをジャムにしたものだ。狩り残しのいちごを摘み取り、そのいちごを金沢エリアまで運び加工するという流通経路を確立できたことが大きな成功要因である。なんでも、能登地区のコンビニに配達したあと荷台スペースが空いたトラックを使い、いちごを運送したということである。

商品化までには関係者はたいへんなご苦労をされたと思うが、こうしてヒット商品になるとむくわれるだろう。

石川県の成功事例としても紹介

石川県の奥能登農林総合事務所が支援した成功事例として、石川県のホームページにも紹介されています。