中小企業診断士の年収について、中小企業基盤整備機構のWEBサイト「J-Net21」でアンケート結果が公開された。「データで見る中小企業診断士」というコーナーで、中小企業診断協会が行ったアンケートを分析したものだ。
中小企業診断士の年収で最も多かった回答は「年収500~800万円」というゾーンだった。次に多かったのが「1000~1500万円」で、さらに「800~1000万円」が続いており、この3つのが突出している。この連続する3つをまとめて「500~1500万円」という年収は全体の約半数(48%)になっている。
ちなみに、中小企業診断士の年収に関するデータは、「業務全体」の日数が100日以上の方のコンサルタント業務を行っている中小企業診断士…に限って集計 しているようである。
このデータのもともとの出典は中小企業診断協会である。中小企業診断協会は中小企業診断士の有資格者で組織する社団法人で、協会への加入率は有資格者の約半数程度と見られており、とくに独立診断士やプロコンの加入率は高い。そのため、このデータの信ぴょう性はかなり高く、アンケート結果にはそれなりの妥当性があるものと思われる。
【調査方法】
1.調査対象:会員および準会員(8,376名)に対する郵送法
2.調査時点:平成17年9月
3.回 答 数:4,649名(回答率55.5%)
詳しくは、「データで見る中小企業診断士」をご覧ください。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
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