Google Optimize(グーグル オプティマイズ)を使ったABテストを2週間ほど実施しました。ここらで結果をみて判断したいと思います。
このABテストは、トップページに「ブログ記事一覧」という表示の画像があったほうがいいかないほうがいいかというテストです。
さて、Aパターン(現状)とBパターン(画像なし)のどちらのほうが成績がよかったでしょうか。
GoogleAnalytics(GA3)のWEBテストで結果が表示されています
Analytics(GA3)の管理画面から、「行動」→「ウェブテスト」という順に開くと「すべてのテスト」という画面になります。
ここでは、11月29日からスタートした「ABテスト」の結果を確認します。
ABテストの結果画面を開くとなんだか微妙な状況です。
「オリジナル」と表示されているがパターンAで画像ありの表示です。「パターンB」というのが画像なしにした場合の表示です。
本日の状況のデータをみるとセッションあたりの継続時間は、
パターンA 3分08秒
パターンB 2分25秒
となっています。
この結果からすると、パターンAのほうがよいという判断になります。
しかし、このデータだけだとちょっと不安が残ります。
そこで、GoogleOptimizeのページでも確認してみます。
GoogleOptimizeのページで確認
GoogleOptimizeのページ
https://optimize.google.com/optimize/home/
ABテストの設定ページを開きました。
すると
「テストを続けてください」という表示がされていました。
なるほど。
このデータの量と結果では、AかBかを判定するにはちょっと微妙だということなんでしょうね。
さらに詳細を見ると次のようなグラフが表示されていました。
パターンAとパターンBの比較を時系列で表示しているグラフです。
オプティマイズ分析の「最適である確率」に注目
そして「オプティマイズ分析」というところには「最適である確率」が表示されています。
これをみると
パターンA 77%
パターンB 23%
という表示がされています。
今のところ、パターンAのほうがよいという確率が77%あるということなんですね。
もう少しテストを続けることにしました
本日でテストを終了し、どちらかに決定しようと考えていました。しかし結果が微妙なので、もう少しテストを続けることにしました。
2023年1月3日にテスト終了
2023年1月3日にテストの状況を確認しました。
オプティマイズの画面では、「オリジナルが最適である確率91%」という分析結果が表示されています。
確率が90%を超えたので、もうオリジナルのほうがよいという判断をしました。
これでトップページの画像有無によるABテストを終了します。
ABテストを終了するさいは、オプティマイズの「終了」をクリックします。
この処理をしないと、ABテストが続行されますので、必ず終了処理が必要です。
これでABテストは終了です。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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