金沢市鳴和にある「街角の年金相談センター」というところで「ねんきん」の相談をしてきました。正式に年金の給付が始まるのは65歳からなので、その年齢までに、私はまだ1年以上あります。しかし、そろそろいろんなことの準備も必要です。
今回は、主に「65歳からの年金の給付額はいくらくらいになるか」ということの概算を聞いてきました。また、年金の給付を停止する「繰り下げ」をした場合には将来給付される年金が増額されますが、仮に70歳まで繰り下げた場合の試算などのシミュレーションも聞いてきました。きちんとおしえてくれて助かります。
ねんきん
街角の年金相談センター金沢
「街角の年金相談センター」は、日本年金機構が全国社会保険労務士会連合会に委託し、運営されているそうです。
窓口で相談した方は女性でてきぱきと受け答えされていましたが、社労士ではなかったです。
所在地 | 〒920-0804 石川県金沢市鳴和1-17-30 |
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お問い合わせ先 | 076-253-2222(番号のかけ間違いにご注意ください) ※お電話による年金相談は受け付けておりません |
アクセス | JR北陸本線「東金沢駅」下車 徒歩 15分JRバス・北鉄バス「鳴和停留所」下車すぐ |
駐車場 | 有 (14台)※建物の裏にあります |
受付時間 | 月曜から金曜:午前8時30分から午後5時15分まで 週初の開所日:午前8時30分から午後7時00分まで 第2土曜:午前9時30分から午後4時00分まで |
休業日 | 土曜、日曜、祝日、年末年始(12月29日から1月3日) |
お昼時間におうかがいしましたが、とくに昼の休憩時間はなくて交代で窓口の対応をされているそうです。
基本的に、予約無しで窓口に行き、順番を待っての相談ということになります。
繰り下げ受給について
年金の繰下げ受給とは、年金受給の時期を任意のタイミングまで遅らせられる制度です。 繰下げた期間に応じて、年金を増額して受け取ることができます。 受給開始年齢は66歳〜75歳の間で選択が可能です。
繰り下げ受給した場合の増額率は以下のとおりです。
増額率(%)=0.7(%)×65歳に達した月~繰下げ申出月の前月 までの月数
繰り下げしている期間の年金は受給できませんが、その後に受給開始するさいの年金額が増額になります。
シミュレーション
シミュレーションは、3パターンで出してもらいました。
1.65歳から受給開始した場合(繰り下げなし)
2.70歳まで繰り下げした場合
3.老齢基礎年金のみを70歳まで繰り下げた場合(一部繰り下げ)
年金には老齢基礎年金と老齢厚生年金があり、これは別々に繰り下げすることができるということでした。このことは知らなかったので「へぇ」と思いました。
上記の表とグラフは、右が相談センターでもらった資料で、左はその資料を使って自分でエクセルで損益分岐点年齢を計算したものです。
生涯もらえるねんきんの総額がもっとも多くなるのは何歳以上生きた場合かというのが損益分岐点年齢(勝手に命名)です。
自分の場合は
・75歳まで生きる場合 繰り下げしないのが最大
・84歳まで生きる場合 一部繰り下げしたのが最大
・85歳以上生きる場合 全部繰り下げするのが最大
でした。
また、全部繰り下げした場合でも
・80歳まで生きれば繰り下げしないより多くなる
ということがわかりました。
いちおうこのようなことを踏まえてうえでどうするかを決めたほうがいいですね。
この繰り下げ受給については、ねんきん機構のサイトでも紹介されています。
年金額は、妻の年齢にも関係しますので、実際に自分のデータを使ってシミュレーションしてもらうのがよいですね。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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