本日の発表では石川県内1万世帯で断水しているということです。とくに私の住んでいるかほく市の七塚エリアでは5000世帯以上が断水しています。我が家も断水です。
初めて非常用飲料水というものをいただきました。非常用飲料水の袋はポリ袋のようなものに6リットルの水が入っています。一世帯に2袋を受け取ることができます。この非常用飲料水の配布は、かほく市の白尾公民館、七塚健康福祉センター、木津公民館の3箇所で行われていました。
石川県内は大規模な断水
石川県内では氷点下が長時間続いたことによる水道管の凍結破裂などが多発し、あちこちで大規模な漏水が発生しました。このため水道の使用量が急増し貯水槽の水位が急激に低下したことで断水するエリアが多数発生したということです。
かほく市の断水が全国ニュースに
27日の昼ころの情報では、かほく、輪島、七尾、羽咋、宝達志水の5市町だけで約1万世帯が断水しているそうです。
県内断水1万世帯 空き家漏水、使用量増加で水道管破裂 かほくなど5市町
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/973195
かほく市からは、
漏水の確認と節水の協力について
https://www.city.kahoku.lg.jp/topkanri/901/d010588.html
更新日:2023年1月27日 ページID:010588
上下水道課よりお願いいたします。
記録的な寒波により、市内では、水道管凍結による漏水が多発し、水道の使用が増加しています。また、七塚地区全域及び大崎地区の一部で、現在断水が発生している状況です。今後も使用量の増加が続いた場合、断水区域が拡大する恐れがあります。
皆様には今一度、家庭内の漏水を確認いただき、漏れていた場合は「メーター止水栓」を止めてください。また、上水道を融雪等に使用されている場合はおやめください。
トイレはまとめて流す、お風呂は使わないなど、節水にご協力をお願いいたします。
という情報を発信しています。
この石川県かほく市の大規模断水については全国ニュースになっていたようで、県外の知人からお見舞いのメッセージを多数いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
木津公民館で非常用飲料水の給水パックをいただきました
本日は自家用車で外出しており帰りが日没以降になってしまいましたが地元の木津公民館で非常用飲料水をいただきました。昼のニュースでは給水パックの配布には多数の人が並んでいることが報じられていましたので、まだ水が残っているか心配でしたが、ありがたいことに追加配布されていたようです。
給水パックは「非常用飲料水」と印刷されていました。厚手のポリ袋に水が6リットル入っています。2つで12リットルですから12キロくらいあります。これを片手で持つのはかなり重くてきついです。
給水パックの使い方
この袋の上部に給水口があり、袋を延長したホースのようになっておりくるくる巻いて折りたたんでありました。このホースは金具などで止めてないのでくるくると広げるとそのまま水が注げるようになっています。
また、リュック用のベルトがついていました。このベルトを使うことにより、給水パックを背中にリュックのように担ぐことができるようです。なるほど。これならお子さんやお年寄りでも担いで水を持ち運ぶのが容易になりますね。
断水が簡単に復旧しない理由は空き家問題でした
さて、この断水エリアで特筆すべきことは空き家問題があります。
家庭の水道管が凍結破損に気温上昇で解凍されると漏水が発生しますが、そこに人がいればなんらかの対処ができます。最悪でも水道の元栓を閉めれば漏水は止まります。
しかし、空き家では漏水が止まらず、漏水が長時間続くことになってしまい、そのような空き家が多いと水道の使用量は急増します。そして、そのような空き家が多いエリアの貯水槽が空になってしまったということです。
かほく市の場合は、漏水したままの空き家が300軒程度あったようです。地権者と連絡をとってメーター止水栓を止めるような手続きを進めているようですが、そもそも空き家の地権者とは連絡がなかなか取れないということで、まだ大半の空き家で止水処理ができていないとのこと。
これらの「空き家」は上下水道の契約を止めていないというのが特徴です。本当に空き家なら電気や上下水道の契約を止めるはずです。ですから、実際にこれらの「空き家」は「半空き家」が多かったという推測もあります。半空き家というのは、週末や休暇などで帰宅するものの、通常は別宅にいるなどの生活をしている方の家のことです。
このような半空き家状況だと完全な空き家ではありません。日常的に水道や電気も止めておらず基本料金を払い続けているので、行政としても勝手に電気や水道を止めるわけにはいきません。
こうなると断水解消までには、いろんな問題解決をしないといけないようで、復旧の見通しがたたないですね。
給水パックのおかわり条件は空になった袋を持参すること
断水の解消に時間がかかりそうなので、給水パックの12リットルだけでは足りなさそうです。この給水パックを配布してくれた担当者さんからは、「一世帯あたり2パック単位でしか渡せませんが、足りなくなったら空の袋を持ってきてくれば水が入っている袋と交換します」ということでした。
もしも、水が足りなくなったら、空袋を持ってあらためてお水をいただきに上がるかもしれません。
職員の方々には寒い夜まで給水など作業をしてくださいまして感謝です。ありがとうございます。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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