検索エンジンマーケティング(seo)

日本の検索新時代はgoogleが牽引することになった、ヤフーがgoogle採用

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Googleヤフージャパン(Yahoo Japan)が米google(グーグル)の検索システムを採用することを発表した。http://pr.yahoo.co.jp/release/2010/0727a.html
提携範囲は、ウェブ・画像・動画・モバイルの4領域。これらの検索結果を決めるシステムは現在米Yahoo!(Yahoo!. Inc)が開発運営するYST(Yahoo! Search Technology)であったが、今後はGoogleが管理運営するシステムに切り替わる。検索ページ・検索結果ページのユーザーインターフェースは、これまでどおりYahoo! JAPANが管理する。劇的に変化するのはバックヤード(検索結果の一覧)であり、表示される画面はほとんど変わらないため、一般のユーザーにはどこが変わったのかわからないだろう。

これで、日本での検索シェアの8割以上がgoogleとなる。検索結果がgoogleのアルゴリズムで決まる。SEOはgoogle対策が中心になるということだ。これまでまっとうなSEOを施したきたWEBサイトにとっては喜ばしいことで歓迎したい。

一方で、「検索離れ」という背景もありそうだ。サーチからソーシャルという変化である。困ったら「googleに聞く」…という風潮が、わからないことは「ツイッターに聞く」という変化を感じている。

【ヤフー、Google提携解説】検索の時代が終わった、それだけのこと【湯川】
http://techwave.jp/archives/51483414.html

主戦場はソーシャルメディアの領域であり、最大の敵はFacebookである。敵の敵は味方。なのでヤフーとグーグルが組んだのである。時代は検索の時代から、ソーシャルメディアの時代に移行したのである。それだけのことである。

ソーシャルメディア革命は、いよいよこれからが本番になると考えるべきだろうか。今後は検索エンジンの動向とともにソーシャルメディアの動向におおいに注目したい。

ヤフーとグーグルの提携に関連するニュース記事一覧は以下のとおり。