越前蕎麦でNO1はどこかと聞いたら永平寺町の「けんぞう」だという答が多かったので行ってみた

2010.08.032022.08.20

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越前蕎麦の有名店が多い福井で、地元の人に「越前蕎麦でNO1はどこか？」と聞いてみたら答は千差万別。やはりたくさんの蕎麦屋があるので１つに絞り切ることはできないようだ。
しかし、そんな中で、かなり多くの蕎麦好きの人達が「けんぞう」の名前を挙げていた。
一度は行って食べてみたい名店の蕎麦、そのけんぞう蕎麦に行ってみた。

けんぞうの外観。けんぞうは、福井県永平寺町松岡で民家を改造した蕎麦屋だ。平日の昼すぎだというのに玄関では待ち行列になっている。５分ほど待つと中に入れた。けんぞうの蕎麦のメニューは基本的に２つしかない。「けんぞうそば」と「おろしそば」だ。
けんぞうそばとおろしそばをそれぞれ１つづつ注文した。

■けんぞうそば・・・８００円
この蕎麦と辛味大根の味を堪能できるようになると、けんぞう通といわれるようだ。蕎麦の香りが立ち、蕎麦だけで食べてもうまい。ダシは辛味大根のおろし汁で、好みによって醤油（たぶん、かえし）を入れていただく。店主の名前を名乗るだけあってさすがにうまい！

このけんぞうそばには大盛りバージョンがあって、２～３人分の量がある「５合そば・・・２５００円」と、５人前分くらいの量がある「１０合そば・・・５０００円」という２つの特大コースがある。隣の常連らしき男性二人組は、１０合そばを注文していた。

■おろしそば・・・５００円
本格手打ち福井ならではのおろし蕎麦。けんぞうそばに比べると~~少し麺が細く~~、ダシも甘めに仕上げられている。本来は蕎麦に鰹節がかかっているのだが、ベジタリアンの遠田は鰹節をのせないように注文したため、写真では鰹節なしになっている。※けんぞうそばもおろし蕎麦も麺自体は同じで、盛りつけ方が少し違うだけでした。