「WILLCOM HYBRID W-ZERO3」はPHS+ドコモ3Gのウィンドウズモバイルの多機能マシン。今年初旬には無線LANルータ化ができるモバイルマシンとして稀少価値もあり話題だった。しかし今では、イーモバだけでなくドコモもモバイル無線LANルータを発売したため、すっかり影が薄れてしまった。しかも「WILLCOM HYBRID W-ZERO3」の無線LANルータ化はWiFisnapというソフトを起動させて使うのだが、通信状態が安定せず、通信中に接続が切れてしまうことが多かった。
しかし、「WILLCOM HYBRID W-ZERO3」をモバイル無線LANルータ機として安定稼働させる裏技があった。
ウィルコムWzreo3でWiFiSnapを安定的に使う方法は標準の起動ソフトである「Today」を使わないことだ。
「Today」を使わないことで、安定した無線LAN通信ができるようになる。もちろん「Today」を外しても電話もできるしメールもできる。また、いつでも簡単に「Today」を元に戻して稼働させることもできる。
「Today」の外し方
(1) [スタート]→[設定]→[Today]→[アイテム]タブの順にタップをし、Todayの設定画面を表示する。
(2) [WillcomUI]のチェックを外し、画面右上の[OK]をタップする。
(3) WS027SH本体の再起動を行う為、電源ボタンの長押しで、電源を切る。
(4) 電源ボタンを押し、電源を入れます。(再起動)
(5) [WillcomUI]が起動しないので、[スタート]からWiFiSnapを起動する。
なお、WiFiSnapの起動ボタンには「WindowsLive」を当てておけばボタン一発でWiFiSnapが起動する。
この方法に変えてから6時間以上の3G通信も途中で切れずに安定してつながっている(今のところ…)。これまでだと1時間を超えるとだいたい途中で切れることが多かった。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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