農業アグリビジネス農商工連携や地域資源

一人農商工連携は究極のアグリビジネスモデル、10年以上一人農商工連携を実践している西田栄喜氏には拍手だ

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風来の源さん石川県能美市根上町というのはメジャーリーグで活躍するゴジラ松井の出身地。この地には「一人農商工連携」で名を馳せている風来の源さんこと西田栄喜氏がいる。源さんは30アール(3反歩)という最小の農地を有効活用し、農業を軸としたビジネスで成功している。50種類の野菜を無農薬で作る畑とキムチなどの加工品を自分一人で生産加工販売している。究極の一人農商工連携のアグリビジネスモデルだ。
また、風来は農地が農家として認められる最小の3反歩しかないことから「日本一小さい農家」を自称している。これもうまいネーミングである。

風来の畑源さんは「ミニマム主義」を唱えている。ミニマム主義とは「最小限の投資」でリスクを最小にしたうえで、「知恵を最大限」に生かしてオリジナリティを発揮していくアグリビジネスモデル。足りないところは外部と連携すればよい。まさに農商工連携の原点がここにある。源さんのミニマム主義は決して奇をてらったものではない。これからの日本のアグリビジネスの王道になっていく可能性があるのではないか。

これから就農を志す人や、農商工連携ビジネスを推進する人たちには、源さんのアグリビジネスモデルに注目してほしい。

風来の西田栄喜