中小企業基盤整備機構北陸(以下、中小機構と省略)の経営相談には個別の部屋を使いますので落ち着いてお話しができます。無料で何度でも相談できる人気のコーナーです。実面談でもいいし、オンライン面談も可能です。
金沢駅西のパークビル10階にある中小機構には経営相談の部屋が2つあります。この日(2月16日)は2つの部屋が両方とも使われていて、どちらもIT系の相談が主でした。木曜日はだいたいIT系相談の日になっています。
中小企業基盤整備機構の経営相談
金沢にある北陸中小機構には2つ部屋があります
経営相談に使う部屋は入り口のすぐ横にあります。
部屋は2つあり、この日は「WEBコンサルタント 中野アドバイザー」と「中小企業診断士 遠田アドバイザー」という2つの看板がかけられています。
この日はWEBマーケティングの相談でした
この日の相談案件はWEBマーケティングでした。
ちょっと簡単に再現してみますね。
当社はネット集客がマーケティングの中心で、 そのためのコンテンツ生成が重要です。 そのコンテンツ生成に今話題のAI文章生成のChatGPT を活用してもいいですかね?
なるほど。AI生成の文章を使えば合理的にコンテンツが作れますからね。心配しているのはGoogleにスパム判定されて順位低下になってしまうかもしれないということですね。
そうなんです。AI文章作成があまりに簡単ですごいのですが、誰でもできるようなことになってしまいました。
この内容をそのまま自社サイトに掲載したら「不正」だと判定されないかが心配なんですね。
たしかに、心配ですね。
・グーグルは自動生成文章をスパムと判断する可能性がある
・スパム判定されると検索にヒットしないだけでなく、サイト自体も不正運用と判断される可能性がある
ということはリスクとして押さえておく必要がありますね。
Googleの検索品質ガイドラインにYMYLというのがあって、それにひっかかるかのしれないと聞きましたが、そういうことですか?
YMYLをご存知とはさすがですね。そのとおりです。
YMYLの内容として「e-a-t」が重要と言われていましたが、昨年末に新たに体験(experience)の 「e」 が追加されて 「e-e-a-t」となりました。
おそらくこの対策はAI生成文章のコンテンツに対してかなり意識しています。
体験の「e」って、どういうことですか?
それがなぜAI生成コンテンツと関係があるのですか?
YMYLの本質は「信頼性」の確保です。誰が書いたのか、その人は専門性があるか、外部から評価されているような権威性はあるか、ということです。
AI生成の文章で一番苦手なのが実体験のなさです。つまり、体験が伴わないようなコンテンツは、信頼性が低いという判断を強めるということでしょうね。
なるほど。だとすると、実体験が伴ったことがわかるような証拠の文章や写真もコンテンツに組み込むようにすれば、AI生成文章を取り入れても大丈夫かもしれませんね。
そうですね。
AI生成文章だけでページを作成するのではなく、あくまでも人間が書いているということがわかるようにしたほうがよいです。
わかりました。
コンピュータが書かないようなリアルな体験も入れて文章を作ることを心がけます。
これを聞こうと機構に来たけど、今日は雪ですのー
なんていうのもOKですかね。
オヤジギャグにSEO効果があるかどうかはわかりません(笑)
いずれにしても、ページ内に一定以上のAI生成文章を入れないといあ、リライトするとか、という運営スタイルがいいと思います。
ま、こんな感じです。
AI生成のチャットについては以下のページでも解説していますので参考にしてください。
経営相談の使い方
まずは電話かメールで予約
経営相談は無料で何度でも使えますが、事前予約が必要です。
まずは電話かメールで予約してください。
無料相談は基盤整備機構の窓口対応で、オンライン相談や電話相談もOKですhttps://www.dm2.co.jp/madoguchi/smrj
にて紹介していますので、ご覧になってみてください。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
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