AI言語生成がこれから普及するにつれてWEBマーケティング対策としてマイクロソフト対策が重要になりそうです。BINGに組み込まれたAIチャットは、生成言語の出典に関係するURLを表示します。そのURL表示されたサイトはSEO効果が増加するでしょう。
ということは、WEBサイトのBING最適化をきちんとしておく必要があります。これまではGoogle最適化をすればBING対応もついてくるから放置しているというようなサイトも多かったですが、これからはBING向けにも最適化対策をしておきましょう。
BING最適化はAIチャット対策としても有効です
BING最適化の目的は検索エンジン対策でした。しかし、今後は新BINGのAIチャット利用者増加が予想されるため、AIチャット対策としてもBING対策が重要になってきます。BINGのAIチャットが自動検索したさいにヒットしないWEBサイトだと露出が減ってしまいます。
そのためにもBING最適化はこれまで以上に重要になっていくはずです。
まずはBINGのWEBマスターツールに登録しておくこと
「ウェブマスターツール」という名称から現在のGoogleの「サーチコンソール」の以前の名称を思い出す方もいらっしゃるでしょう。そうですね、「ウェブマスターツール」といえばGoogleのイメージが強いです。
しかし、ここでは「Google」ではなく「マイクロソフト」が運営しているBINGの「ウェブマスターツール」のことを紹介しています。
マイクロソフトBINGのウェブマスターツール
https://www.bing.com/webmasters
BINGウェブマスターツールは、マイクロソフトが運営しているBINGという検索エンジン専用の最適化を図るために重要な情報サイトです。
もし、まだ登録されていないとしたら必ずこの機会に登録しておいてください。
今後、マイクロソフトBINGのAIチャットの利用が増加してきたら、このBINGウェブマスターツールに登録してあるかどうかが大きなポイントになると思います。
サイトマップ登録は必須
BINGウェブマスターツールに登録ができたら、サイトマップも登録しましょう。
サイトマップは「sitemap.xml」という名前が一般的です。ワードプレスなどのCMSなら自動生成されています。このサイトマップを登録することで、BINGのクローラーが自サイトに巡回してくれてインデックス登録を促進してくれます。
上記の画像は、BINGウェブマスターツールに登録されている当社サイトのサイトマップの一覧です。このように記録されているということです。
インデックスされる意味とは
検索エンジンにインデックスされるというのは、検索エンジンの検索結果に表示されるためのサーバー(インデックスサーバーと言われています)に登録されるということです。
自サイトが検索結果に表示され、ユーザーに見つけてもらえるようになるためには、検索エンジンにインデックスされることが大前提です。SEO(検索エンジン最適化)の基本です。
インデックスされるためには、ウェブページがクローラー(検索エンジンのロボット)にアクセスできること、サイトマップを作成して提出すること、コンテンツがオリジナルで価値のあるものであることなどが重要です。
検索エンジンにインデックスされる方法は主に以下の3つ
・クローラーがウェブページにアクセスできるようにします。robots.txtやmetaタグなどの設定を適切に行うことが必要になります。
・サイトマップを作成してGoogle Search ConsoleやBINGウェブマスターツールなどのツールに登録する。sitemap.xmlなどのXML、HTMLなどの形式でサイトの構造や更新頻度などを記述したファイルを更新していくことになります。
・コンテンツをオリジナルで価値のあるもの高めていくこと。このためにはキーワードやタイトルなどの最適化を図ることや、リンクやSNSなどの拡散を行うことなどが必要です。
サイトがワードプレスなら「IndexNow」というプラグインを入れること
運用しているサイトがワードプレス(WordPress)なら、BINGのインデックス登録が合理化できる「IndexNow」というプラグインが有効です。
このプラグインはBINGのインデックス登録を促進するためのものです。通常はxmlサイトマップのデータを読み込んでからクローラーが来て検索エンジンのインデックスサーバーにつながります。
このプラグインはその流れをショートカットしてくれるような動作が期待できます。つまり、新しい記事を書くと同時にマイクロソフトBINGのサーバーに更新情報が届くわけです。
こうなると当然インデックス化も早くなりますし、BINGの検索結果にも表示されやすくなりますね。
「IndexNow」を設定する
ワードプレスの管理画面から「IndexNow」というプラグイン追加します。
「IndexNow」を有効化したら、自サイトのURLを登録しましょう。
「Manual URL submission」というメニューから自サイトのURLを記入し「Submit URL」をクリックすれば登録が完了するはずです。
この状況で様子をみましょう。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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