検索エンジンマーケティング(seo)

パンダが来た…上野動物園の話ではなくグーグルのパンダアップデート

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パンダアップデート上野動物園では中国から来たジャイアントパンダを本日(4/1)から公開。大震災の影響で公開が遅れていたが子供たちが春休み中に間に合ってよかった。
一方、SEO業界でも「パンダが来た」と、グーグルのパンダアップデートが話題になっている。パンダアップデートとは、検索順位の品質を向上させる目的で2月~3月初旬にかけてアメリカで導入されたグーグルの新たなアルゴリズムの改変のことである。アメリカではパンダアップデートにより、質の低い情報や他の記事のコピーばかりで内容が薄いWEBページの検索順位が大幅に下落しており、ちょっとしたニュースになっている。このパンダアップデートが3月末ころから日本でも導入されたのではないかというのがSEO業界で噂されている。

パンダアップデートの目的は、検索順位の品質を向上させることであり、その目標は「質の低いWEBページを検索結果から排除する」ということだ。グーグルは、質の低いWEBページのことを「コンテンツファーム」と呼んでいる。コンテンツファームとは、「内容が浅かったり質が低かったりするコンテンツ」と表現しているが、今のところ明確な定義は示されていない。

グーグルはパンダアップデートを導入する前に、社内外の関係者に5つの定性的な質問をしてその結果をアルゴリズムに反映させたといわれているので、これがコンテンツファームのガイドラインになるかもしれない。

その5つの質問とは…

このサイトで買い物をするときにクレジットカードを使う抵抗はないか?
このサイトで処方されている薬を家族に飲ませても抵抗はないか?
このサイトには権威を感じるか?
このサイトが雑誌に載っていても違和感はないか?
このサイトには広告が多すぎないか?

である。

問題なのは、良質なコンテンツを提供していたとしても、「内容が浅かったり質が低かったりするコンテンツ」も混在するサイトの場合に、グーグルからコンテンツファームと認識されてしまい、評価を大きく下げてしまう懸念があることだ。

たとえば、この遠田幹雄のブログでも、毎日書いているがテーマが絞れていない雑多な情報の集まりであり「内容が薄い」という判断をされる恐れもある。

すでにパンダアップデート対策についていくつかの案を講じているサイトもある。(例:「パンダ・アップデートから身を守る5つの予防法 | 海外SEO情報ブログ」)

日本版パンダアップデートについてはまだ正確な情報が少ないが、WEBサイトの運営者にとって「良質なコンテンツ」を提供することがますます重要になっていく。

※パンダの写真は上野動物公園のパンダのフリー写真を使わせていただきましたが、この記事内容とは直接の関係はありません。