中小企業診断士

中小企業診断協会石川県支部の総会は今年で最後、来年度末には公益法人問題対応のため組織変更が予定されている

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中小企業診断協会石川県支部の総会
中小企業診断協会石川県支部の総会が6月24日開催された。協会支部としての総会は今年で最後になりそうだ。来年度末には公益法人問題対応のため組織変更が予定されているからだ。中小企業診断協会は、中小企業診断士を組織する公益法人として活動してきた。
しかし、公益法人問題への対応のため、公益社団か一般社団かの選択を迫られていた。石川県支部としては協会の支部という位置づけで活動してきたが、この環境変化を受けて石川県支部は独立した社団法人としてスタートすることになりそうだ。

中小企業診断協会石川県支部の懇親会の看板
中小企業診断士はもともと国家資格であったが、試験は中小企業診断協会が実施し、合格者を国が登録するというしくみだった。6年前の法改正で、中小企業診断士試験そのものを国が実施する国家試験となり、中小企業診断士という資格は国家資格としての格付けも上がった。
しかし、このことにより、中小企業診断協会の位置づけはますます微妙になったのも間違いない。合格しても中小企業診断協会に加入しない中小企業診断士が有資格者の半数を超えている。つまり組織率5割を切る有資格者団体となった中小企業診断協会本部は、その存在意義を問われている。
とにかく、石川県支部としては、協会の支部という立場から一歩進んで独立した組織になる道を選択した。中小企業診断協会としては最後の総会と懇親会となった中小企業診断協会石川県支部の懇親会であった。

中小企業診断協会石川県支部の懇親会
懇親会は57名の参加で盛り上がった。