伝統と文化

氷室饅頭は金沢の初夏を感じる風物詩の味がする

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氷室饅頭毎年7月1日になると氷室饅頭を食べるのが金沢および石川県に広く伝わる食文化。氷室饅頭には無病息災の祈りが込められており、夏を越す体力を養なおうという意味もあるようだ。氷室饅頭は、丸く白い酒まんじゅうで、中の餡はこしあんが一般的だが、和菓子店によっては、緑色だったり赤色だったりつぶあんだったりと、いろんなパターンがでてきている。氷室饅頭には金沢の初夏を感じる風物詩の香りと味がある。

▼ウィキペディアより「氷室饅頭とは」
江戸時代、加賀藩前田家は、毎年7月1日(旧暦6月1日)になると氷室の雪氷を幕府に献上していた。加賀藩5代目藩主、前田綱紀の時代になると、金沢の菓子屋の道願屋彦兵衛の考案で饅頭が作られ、道中の無事を祈り神社に供えられた。この出来事が氷室饅頭の起源と伝えられる。明治時代になっても、7月1日は氷室開きの日(氷室の日)とされ、無病息災を願って饅頭を食べる習慣が残った。