プラネックスコミュニケーションズの「GW-USNano2」は、IEEE802.11nテクノロジーを使った世界最小サイズの超小型無線LAN USBアダプタだ。通常の主な用途は、無線LAN接続ができないパソコンに無線LAN接続するための無線LANアダプタとしてUSBに挿して使う周辺機器だ。さらに「GW-USNano2」には無線LANのWifiルーターという機能もある。インターネットにすでに接続されているパソコンにこの「GW-USNano2」を挿し、無線Wifiルーター化の機能を使えば、そのパソコンは無線LAN中継器にもなるので便利だ。
パソコンに挿したGW-USNano2は出っ張り部分が1センチ以下でさほど気にならない。ACアダプタのDCジャックよりも出っ張りが小さいので、USB端子を挿すポートが左右どちらにもあるタイプのノートパソコンなら、ACアダプタのDCジャックと同じ側のUSBに挿しておけばほとんどじゃまにならないだろう。
「GW-USNano2」の実売価格は1000円前後なので、1台買っておいて持参しておいてもよい。実際に遠田は持ち歩いている。というのは、外出先で無線LAN環境がないところで、これ1台あれば無線LAN環境をつくれるからだ。
例えば、頻繁に行く得意先だったり友人宅だったりに無線LAN環境がない場合でも。インターネットにつながっているパソコンに「GW-USNano2」を挿させてもらえばその場は無線LAN空間になる。
これまでに使った無線LAN中継器は設定が面倒でかなり複雑だったが、この「GW-USNano2」なら割と簡単に無線Wifiルータや無線LAN中継器としても活用できるのがよい。難点は通信速度があまり早くないこと。これまでに実際に使った場面では、上り下りの実測値で1MB以上でたことがない…。カタログなどのスペックでももっと早いはずなのだが…。この点はもう少しいろんな場面で使ってみて様子をみることにする。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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