コミュニケーション

ITは「Information Technology」の略だから「情報技術」と訳された時代があった

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IT委員会ITは「Information Technology」の略である。ITは「情報技術」と訳されている。この「IT」という言葉が使われだして10年以上経っているが、その意味は大きく変化しつつあると感じている。1998年にグーグルが創業し、世の中はグーグル革命やIT革命といわれる時代が訪れた。ロングテール現象といわれるように、ニッチな商材でも検索にヒットすればビジネスになるようになった検索エンジンマーケティングが重視されるようになった。ツイッターやフェイスブックの隆盛で「ソーシャルメディア革命」が起きていると言われる昨今だが、そもそもソーシャルメディアは「IT」なのだろうか?

「IT革命」というより「コミュニケーション革命」と表現したい

ソーシャルメディア革命を実現できたのは「Information Technology」によるところが大きい。しかし利用者のITはスキルはあまり問われない。ツイッターやフェイスブックは、パソコンでなくとも、iphoneなどのスマートフォンやipadで気軽に利用できる。

ソーシャルメディア革命の本質は「IT革命」よりも「コミュニケーション革命」と表現したほうがしっくりくる。

人と人との関係性が飛躍的に変化する可能性を秘めているからだ。ソーシャルメディアの発展で、共感する人たちと瞬時につながることができる場ができつつある。ソーシャルメディアの特徴でもある「六次の隔たり」の効果で、出会うべき人に出会うということが頻発するようになったのも確かである。ソーシャルメディアの進展でコミュニケーション能力を高めることが重要になる時代になってきた。

石川県商工会連合会IT委員会

石川県商工会連合会青年部のIT委員会ではソーシャルメディアについて意見交換した。IT委員会の役割も変容しつつある。コミュニケーションの場づくりが重要になってきている。ワールドカフェ方式で意見交換するという案も検討した。