2012年4月26日、渋谷駅東口に直結した渋谷ヒカリエがオープンした。渋谷ヒカリエは地上34階+地下4階で高さが180メートル超の高層複合施設である。ショッピング、ファッション、フード、カフェ&レストラン、アート&カルチャー、オフィス&ビジネスとほとんどすべてが揃っている。大人の女性が頻繁に来ることができるような商業施設を目指しており、東急「ShinQs(シンクス)」にあるスイッチルームは「女子トイレの概念を超えたレストルーム」として話題になっている。6~7階の飲食フロアにも26店舗のカフェ&レストランがあり、渋谷エリアでも最大級で充実している。
さて、ヒカリエのオープンで渋谷の人の流れはどう変わるのか?
渋谷駅は8つの鉄道路線が乗り入れている巨大ターミナル駅だが、それぞれの連結が悪い。つぎはぎだらけの建物が連続しており、わかりにくい階段が多く、乗り換えも容易ではない。
実は、「100年に1度の大事業」といわれる渋谷駅の大改修工事が行なわれているところである。ビルだけで5棟が新設されるなど、プロジェクトはいくつも立ち上がっており、すべて終了するのは2026年だ。その5棟のビルのなかの目玉で、一番最初にオープンしたのが渋谷ヒカリエである。
これからどんどん変わろうとする渋谷が、当初の目論見通り「世界一行きたい街」として利便性が向上し充実した街になっていくのかどうか。東京スカイツリーが5月22日にオープンし、ソラマチ商店街が賑わっている。東京の商業施設の勢力図も大きく変わろうとしているなかで、これからの渋谷に注目したい。
フェイスブックに渋谷ヒカリエの写真をアップしてあります。
▼ヒカリエのフロアガイド(http://www.hikarie.jp/より引用)
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