商工三団体とは、商工会議所、商工会、中小企業団体中央会の三団体のことを指し、地域の支援機関として各都道府県ごとに設置されている。
商工三団体が行なう業務はそれほど大きな違いはなくなってきているが、主な違いは支援対象者である。
商工会議所と商工会は決められたエリア内の商工業者、中小企業団体中央会は県内全域の組合やあらたな連携グループなどを対象としている。
商工三団体
支援対象者から見た商工三団体の区分け
支援対象者からみた場合、自身を支援してくれる支援機関はどれか1つになり、基本的には重複しない。
支援対象者の拠点住所が、
・都市部で商工会議所が存在するエリアなら、商工会議所が支援機関
・郡部で商工会エリアなら、商工会が支援機関
ということになる。
また、支援対象者が、
・中小企業者や個人事業主なら商工会議所か商工会
・組合などの団体なら中小企業団体中央会
ということになる。
実際に自身の拠点住所がある場所(都道府県・市町村)によって若干の違いがあるもののおおむね上記のような区分となる。詳細はもよりの支援機関に問い合わせればわかる。
福井県の商工三団体は近接したところに拠点がある
今日は石川県の隣にある福井県に来ている。福井県は中小企業団体中央会と福井商工会議所が近く、いずれも福井駅近くで便利である。(写真は福井県中小企業団体中央会が入っている繊協ビル)
福井駅前は、商業地域であるが、市役所などの行政機関も多い。そのため、駐車場があちことに用意されている。ほとんどの駐車場が最初の30分が無料で、あとは30分単位で100円という良心的な価格設定になっている。
石川県の商工三団体は少し離れている
各都道府県の商工三団体は、わりと近くにある場合が多い。
石川県だと、中小企業団体中央会と商工会連合会の2つは同じ金沢市の地場産業振興センター敷地内にある。これは石川県町と隣接するエリアである。ただし、商工会議所は代表格である金沢商工会議所が金沢市尾山町で中心市街地エリアにある。もともと中心市街地に県庁も市役所もあったが、県庁が郊外に移転したためである。
▼石川県ホームページの商工三団体連絡先ページ
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kinyuu/kinyuu/renraku.html
ここに商工会議所・商工会等連絡先一覧が表示されている。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
お問い合わせは電話ではなくお問い合わせフォームからメールにておねがいします。新規の電話番号からの電話は受信しないことにしていますのでご了承ください。
【反応していただけると喜びます(笑)】
記事内容が役にたったとか共感したとかで、なにか反応をしたいという場合はTwitterやフェイスブックなどのSNSで反応いただけるとうれしいです。
遠田幹雄が利用しているSNSは以下のとおりです。
facebook https://www.facebook.com/tohdamikio
ツイッター https://twitter.com/tohdamikio
LINE https://lin.ee/igN7saM
チャットワーク https://www.chatwork.com/tohda
また、投げ銭システムも用意しましたのでお気持ちがあればクレジット決済などでもお支払いいただけます。
※投げ銭はデジタルコンテンツ購入という通販のしくみにしました。
※投げ銭は100円からOKです。シャレですので笑ってください(笑)