ワットモニターという電力計測器を昨年末から使用開始した。ワットモニターとは使用電力をチェックする計測器。設置方法はコンセントとエアコンの間に接続するだけと簡単だ。今のところ、エアコンの暖房費は一日あたり84円程度で推移している。丸一日(24時間)つけっぱなしなので、これは思ったよりも安くついている。1時間あたりなら3.5円ということになる。写真のワットモニターの表示値は、電力160W、電力料金83.66円/日になっている。
▼エアコンの使用電力を計測しているところ
当社の事務所は小さく8畳程度の広さしかないが、建物は次世代省エネレベルの高断熱仕様になっているため暖冷房の効果は高いはずである。(旭化成のネオマという断熱材を使用している)
ワットモニターで測定してわかったこと
色々測定してみてわかったことがいくつかある。
・室内温度が低い時(3℃程度)の起動直後は600W以上の電力消費になる。
・室内温度が15℃程度にまであがると200~300W程度の電力に下がる。
・温度が20℃近くに安定してくると200W以下の電力でいい。
・室内温度が低い時は温まるまで数時間かかる。
(室内空気だけでなく床壁天井などの温度の上昇に時間がかかる)
・朝起動して夜停止したときの一日の電気料金のほうが高かった時がある。
・丸一日連続運転しているときは安定して低電力で済む。
また、他の暖房器具では、一畳程度の電子カーペットを机の下に入れてあるが、これが意外に電力を食っていた。電源がオンのときには200W以上の消費電力で、エアコンよりも消費電力が大きい。電子カーペットは温度リレーでのオンオフのようなので、オフのときは0Wで、オンのときは200W超ということになる。
エアコンが常時運転していると、室内の床壁天井の温度も一定温度に上昇しているので、電子カーペットがなくてもそれほど寒くない。
エアコンを24時間稼働させたほうが総合的に省エネになる
このことから当社の事務所は24時間連続運転しても、さほど消費電力は変わらない。というか、総合的にはコストパフォーマンスがよいエアコンを24時間フル回転させても、他の暖房器具をあまり使わないほうが省エネになることがわかった。
ただし、このことは当社の建物が次セ世代省エネレベルの高断熱パネルを使っているからで、断熱効果が低い一般住宅では、違う結果になるかもしれない。
なお、電力料金は1kWhあたり22円で自動的に計算されるようになっている。
北陸電力の場合は20.25円/1kWhが目安らしいので、22円で計算されているなら、表示値は実際の電気料金よりも少し安くつくはずである。
■購入した機器
SANWA SUPPLY ワットモニター TAP-TST8
購入価格は¥2,345だった。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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