中小企業診断士

中川鉄工所は石川県のニッチトップ企業で長尺シャフトを製造するオンリーワン企業である

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新春研修会は中川鉄工所社長の中川氏石川県中小企業診断士会の新春研修会と懇親会が1月19日(土)に開催された。研修会の講師は中川鉄工所社長の中川氏。中川鉄工所は石川県のニッチトップ企業で、長尺シャフトを加工製造する独自性の高い機械製造業である。長尺製品の機械加工技術は業界トップクラスで、難削材や形状が複雑で加工が困難なものほど中川鉄工所に依頼が舞い込んでいるという。

新春研修会と懇親会

研修会は中川鉄工所の中川社長の講演

リーマン・ショック以降の業績落ち込みから立ち直るまでのチャレンジする苦労などを中川社長からお聞きした。中川鉄工所は独自性の強いオンリーワン企業であるが、大型機械加工に特化している分、得意先は大手企業が多く新規開拓をするといってもラクではない。トップセールスを中心に「機械加工の問題解決.com」というWEBサイトも使い、新たな得意先開拓や用途開拓にチャレンジしてきた経緯や成果を興味深くうかがった。

石川県中小企業診断士会新春研修会の懇親会

新年会研修会の後は懇親会、いわゆる新年会である。参加者は石川県内の中小企業診断士ばかり約30名。中小企業診断しには守秘義務があるので業務で知り得た秘密を公開してはいけない。互いに守秘義務をわきまえているからこそできる情報交換ができる。フランクに近況を語り合ったり、ビジネスの今後の展開など、意義ある情報交換が楽しかった。

中小企業診断士の仲間のひとりには「教室の窓から経営学が見える」というブログを書いている教師もいる。いろんな才能を持った方との交流は楽しい。

新年会では近況報告も
新年会では会員同士の近況報告もあり、ユニークな話に聞き入るシーンもあった。