AI検索の時代になりつつありますね。
自分としては、Googleで検索する回数がこの一年で激減していて、代わりに生成AIサービスで検索するようになりました。使うのは有料版のChatGPTか無料版のBINGですが、同じような行動に代わりつつあるという意見をよく聞くようになりました。
そんな環境変化の中で、Perplexity.ai(パープレキシティ.エーアイ)というAI検索エンジンの利用者や利用頻度が向上しているとのことです。
Perplexity.ai(パープレキシティ.エーアイ)
Perplexity.aiはAI検索エンジンです
2024年3月に、注目すべき記事が掲載されました。
ガートナーが2月19日に発表した予測によれば、2026年までに検索エンジンのボリュームは25%も減少するという。こうした中でグーグルへの挑戦を明言しているスタートアップ企業が「Perplexity」だ。
同社はNVIDIA、ジェフ・ベゾス氏、YouTubeの元CEOなど大物も出資ラウンドに参加しており、検索市場を攻めるマイクロソフトとも戦っていくことになる。果たしてその実力とポテンシャルとはいかなるものか。実際にグーグル、マイクロソフト、Perplexityの3つのサービスを試して結果を比較した。
グーグルやマイクロソフトという巨大IT企業と比較して、使えるAI検索サービスになっていこうするのが「Perplexity」ということです。
Perplexity
https://www.perplexity.ai/
Perplexity.ai(パープレキシティ.エーアイ)は無料で使えます。無料アカウントを作ってログインしてから使うと検索した履歴も残るので便利です。
Perplexity AIは、ユーザーがさまざまな質問を投げかけることができる質問応答型のAIサービスです。
当面は無料版のまま使うつもりですが、有料版(月額20ドル、年払いだと200ドル)に切り替えると、バックで動くAIがCgatGPT4最新版になるなどのメリットも多そうです。年払い版には1週間の無料試用期間もあります。
AIが代わりにリアルタイムで検索して回答を生成してくれます
ユーザーからの質問に対して、AIがリアルタイムで情報を検索し、分析して回答を提供します。
このサービスは、最新の情報や幅広いトピックに関する質問に対しても、信頼性の高い情報源を参照しながら詳細な回答を生成することが特徴です。教育、科学、日常生活の疑問から、最新のニュースやイベントに関する情報まで、多岐にわたる質問に対応可能です。
AIが情報を検索する過程も透明にされているため、ユーザーは回答がどのようにして導き出されたかを理解することができます。
Perplexity.aiはChatGPTをバックで利用しています(RAG)
Perplexity AIが回答を生成するために利用しているAIの一つはChatGPTです。ChatGPTは、OpenAIによって開発された、自然言語処理を行うための大規模なトランスフォーマーベースのモデルです。このモデルは、豊富なデータセットから学習しており、人間のような自然で流暢なテキストを生成する能力を持っています。
なお、Perplexity AIは、ChatGPTを含む複数のAI技術や検索エンジンを組み合わせることで、質問に対する正確で幅広い情報を提供しています。この複合的なアプローチにより、ユーザーに対してより深く、包括的な回答を提供することが可能になっています。
要するに、Perplexity AIは「がわ」ですね。外形としてはAI検索という体裁を持っていて、「検索」もできるし、ChatGPTやClaudという優秀な生成AIを使って「生成AI」としてふるまうこともできます。
実は「RAG」と言われている最新技術です
Perplexity AIは、RAG(Retrieval-Augmented Generation)という技術を使用しており、これにより検索エンジンとして機能しています。
RAGは、情報検索と生成型AI(ChatGPTなど)を組み合わせることで、ユーザーの質問に対してより正確で豊富な回答を提供する方法です。RAGの日本語訳では「検索拡張生成」という呼び方をすることもあります。
具体的には、以下のように動作します
- 情報検索:まず、質問に関連する情報をウェブから検索します。この段階では、検索エンジンのように動作します。
- 情報取得:検索結果から関連する情報を取得し、RAGモデルに渡します。
- 生成:ChatGPTなどの生成型AIモデルが、取得した情報を基にして質問に対する回答を生成します。
このプロセスがあることで、Perplexity AIは単なる情報検索だけでなく、コンテキストに応じた高度な回答が可能になっています。
上記は「RAG」について解説されています。アマゾンAWSやエヌビディアのサイトからの情報です。
※ちなみにPerplexity AIには、NvidiaとAmazonの創業者であるジェフ・ベゾスが出資しています。最近のシリーズB資金調達ラウンドで、Perplexity AIはNvidiaおよびジェフ・ベゾス(ベゾス・エクスペディションズ・ファンドを通じて)からの投資を含む73.6百万ドルを調達しました。この資金調達により、Perplexity AIの評価額は520百万ドルに達しています。
Perplexity.aiはスマホアプリもあります
とりあえず、iPhoneに「Perplexity」のアプリを登録しました。
PCのWEB版に登録したさいのメールアドレスでログインすれば、それまで検索した記録や回答の履歴が残り、ブラウザとアプリで共有できるので便利です。
アプリはiOS版とアンドロイド版の両方ありました。
スマホのAIアプリがどんどん増えていきますね。
Bingは、マイクロソフトのAI検索エンジンです。
ChatGPTは生成AIの代表格ですが、スマホで使う際はほぼ検索エンジン代わりになっています。
Googleアプリは、上部のアイコンを「Gemini」に切り替えればAI検索になります。
そして、新たに「Perplexity」のアイコンが増えました。
これから、どのAIの利用頻度が高まっていくのでしょうか。
新規でPerplexityProを使うなら
Perplexityを本格的に使いたいのなら以下のリンクから始めましょう。
このリンクからProを申し込みすると、申込みした人は月額20ドルのうちの10ドルが割引になります。また、契約を継続する限り毎月10ドル割引になります。Perplexityにはクーポンコードが発行されるので詳細を知りたい方は元のリンクをご覧になってみてください。(クーポンコードのページは英語のみですので翻訳して確認してください)
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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