花嫁のれんを展示する「花嫁のれん展」は七尾市一本杉通りで、今日4/29(祝)から2週間開催される。
この写真の花嫁のれんはICOUで展示してあった花嫁のれん。昨日の話では、今日からこの花嫁のれんの娘が使った花嫁のれんに変更して展示されるかもしれない。母と娘の二代の花嫁のれんというもの風情があるものだ。(実はこの花嫁のれんは私の家族に関係するもので、七尾でお世話になっている方を通じて寄付した経緯があります)
花嫁のれんを展示する「花嫁のれん展」
花嫁のれん
花嫁のれんとは、加賀藩(現在の石川県)に古くから伝わる風習。花嫁が嫁入りする時に「花嫁のれん」を持参し、花婿の家の仏間の入口に掛け、玄関で合わせ水の儀式を終え、両家の挨拶を交わした後、花嫁がのれんをくぐり先祖のご仏前に座ってお参りをしてから結婚式が始まるというもの。
合わせ水の儀式
合わせ水の儀式というのは、婚姻関係になる両家の家の水を合わせ、水になじみますようにという願いがこめられたもの。花婿の家の玄関先で花嫁が合わせ水の盃を口にふくむ。そして、合わせ水をした盃は婿の家の玄関先で仲人が割ってしまう。これで後戻りできないという覚悟がひしひしと伝わる場面…これは実体験としても、身を震わせる儀式だった。
その後、「花嫁のれん」は新婚夫婦の部屋の入口に掛けられるというが、実際にはほとんどこの場限りのもの。せっかくの美しいのれんがほとんど人目に触れずにタンスにしまっておくのはもったいない。
使わなくなった花嫁のれんを展示しだした
そんな背景から、使わなくなった花嫁のれんを展示しだしたのが七尾市の一本杉通りの店舗の方々だ。商店街や地域で一体となって取り組んでからこれで10年めとなった。
花嫁のれん展に関しては、七尾市一本杉通りのあちこちのお店でチラシが置いてある。以下からもダウンロードできる。
⇒「花嫁のれん展のチラシ(hanayomenoren2013.pdf)ダウンロード(PDFで約350キロバイトです)
※なお、合わせ水の儀の写真は八松苑のブログから引用させていただいた。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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