「Arc Search」というAIブラウザは、検索結果を自分向けにAIが要約してくれるとても便利なブラウザです。これまでスマホ用アプリとしてiPhoneで使っていましたが、とても便利です。
広告が非表示になることや、検索結果を自動的にAI要約してくれることなど、現代人にぴったりのブラウザです。その「Arc Search」にウインドウズ版がでたということなので試してみました。
ArcSearchというAI利用ブラウザ
ArcSearchができること
Arc Searchは、現代のデジタルユーザーのニーズに応えるために開発されたスマートフォン用のブラウザでした。Arc Searchが提供する独自の特徴とそのメリットについて簡潔に紹介します。
主な特徴と利点
- 高速アクセスと即時検索: Arc Searchは開くとすぐに検索バーが表示され、迅速な情報アクセスを実現します。
- 広告とトラッカーのブロック: ユーザーのプライバシーを尊重し、不要な広告やトラッキングから保護します。
- Browse for Me: AIを活用して検索結果を整理し、ユーザーにとって最も関連性の高い情報を提示します。
- ピンチで要約: Webページの内容を簡単なジェスチャーで要約し、情報の消費を効率化します。
- シームレスな体験: モバイルデバイスに最適化されたインターフェースで、使いやすさを追求しています。
Arc Searchは、その革新的な機能により、ユーザーに新しいブラウジング体験を提供します。広告のないクリーンなインターフェースと、プライバシーを重視した設計で、今日のインターネットユーザーにとって理想的な選択肢です。
「Browse for Me」のAI要約がとても便利
私はiPhoneでArc Searchを利用していますがとても便利です。広告ブロック機能だけでもありがたいのですが、とくに秀逸なのは「Browse for Me」の機能です。
「Browse for Me」は、検索結果から自分に適した内容をAIで編集して要約してくれる機能です。
例えば「ベジタリアン向けカレーの作り方」という検索をした場合、どのような表示になるかという画面を紹介します。
検索結果一覧から「Browse for Me」を選びます。すると、自分のために検索結果をAIでカスタマイズしてくれる画面になります。
その画面はこんな感じです。
画像の部分は、左右にスライドします。文章よりも画像で探したいという場合には直感的に探せるので有効な機能です。
他の検索結果一覧も表示されています。
また、検索結果から「ベジタリアン向けカレーの作り方」のレシピ内容を表示してくれているので、もうここだけで十分な情報になっています。
つまり、この画面だけで「ベジタリアン向けカレーの作り方」についての調査がかなり進んだ状態になっているわけです。
PC用としてWindows11版が登場しました
スマホで便利なAIブラウザのウインドウズ版は4月30日に発表になりました。
内容を見てみると、スマホ版の「Arc Search」と情報共有もできるということです。また、現在はWindows11版のみなのでWindows10ではインストールできません。(もともとArc Searchはアップルユーザー重視に作られているようで、MACOSには以前から対応しています)
「ArcSearch」はarc.netからダウンロードします
Arc Searchは開発社のWEBサイトからダウンロードして使います。
ダウンロードして解凍すると、データを引き継ぐブラウザの選択画面になります。
ChromeやEdgeの上にBrave(ブレイブ)が表示されているのがにくいですね。ひょっとしたら私が規定にしているブラウザがBraveだからかな…?
「ArcSearch」ウインドウズ版の使用感
さて、実際に「Arc Search」のウインドウズ版を使ってみましたが、スマホ用の使い方と印象が違いました。
ウインドウズ版とスマホ版は全く別の使用感でした。正直言うとちょっと使いにくいです。
単なる広告表示なしWEBブラウザであればBraveのままでよいので、ちょっとウインドウズ版の「Arc Search」には期待外れですね。一番使いたい「Browse for Me」がまだ使えないようです。
スマホ版の「Arc Search」は直感的に使いやすくて便利だったのに、ウインドウズ版の「Arc Search」は使うための学習を受けなければうまく使えないし、本当にほしい機能がまだ使えない、という難しさがあります。
いずれ機能も追加され、インターフェイスがころっと変わるような気がします。
ということで、今のところウインドウズ版の利用は様子見ですね。なにより、自分のメインパソコンはまだウインドウズ10なので「Arc Search」がインストールできませんから(笑)
スマホで使うブラウザはこれからなにを規定にするか?
あらためて、スマホの話に戻ります。
現在、私のiPhoneにはブラウザとして使えるアプリが多数入っています。
Google→gemini内蔵
Bing→生成AI内蔵
Brave→広告非表示ブライザ
Perplexity→AI検索
ArcSaerch→→AI検索
ChatGPT→生成AIで検索
これらのアプリは単なるブラウジングのためのものではなくなっていくような気がします。AIと連携して検索結果というか調査結果を示してくれる新しい価値提供をしてくれる情報ツールですね。
ついこの前まで、スマホの規定ブラウザはBrave(ブレイブ)でした。その主な理由は広告をブロックしてくれて表示が高速だからでした。
しかし数日前から、スマホの規定ブラウザをはArcSaerchに変更しています。広告非表示の機能があるうえに「Browse for Me」が便利だからです。
AI+検索で、ブラウザという概念も崩れていっていますね。デフォルトのブラウザアプリの選択肢に、ChatGPTやBing(またはCopilot)があってもよいように思います。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
お問い合わせは電話ではなくお問い合わせフォームからメールにておねがいします。新規の電話番号からの電話は受信しないことにしていますのでご了承ください。
【反応していただけると喜びます(笑)】
記事内容が役にたったとか共感したとかで、なにか反応をしたいという場合はTwitterやフェイスブックなどのSNSで反応いただけるとうれしいです。
遠田幹雄が利用しているSNSは以下のとおりです。
facebook https://www.facebook.com/tohdamikio
ツイッター https://twitter.com/tohdamikio
LINE https://lin.ee/igN7saM
チャットワーク https://www.chatwork.com/tohda
また、投げ銭システムも用意しましたのでお気持ちがあればクレジット決済などでもお支払いいただけます。
※投げ銭はスクエアの「寄付」というシステムに変更しています(2025年1月6日)
※投げ銭は100円からOKです。シャレですので笑ってください(笑)