NFCact2020(旧niftyのFLIC会議室)

NFCタグを使ったスマートライフがやってきた、スマホとNFCタグで快適な生活を自分で創造できる時代になった

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モバイルWifiルータにNFCタグシールを貼る NFCタグシールをモバイルwifiルータに貼ってみた。これで何ができるかというと、このルータと新たにwifi接続したいスマホをこのNFCタグにタッチするだけでwifi接続ができてしまうのである。
自動的にwifiのSSIDとPWを認識してwifi接続できてしまうとはすごい。だから、こうしてNFCタグシールを貼っておけば、外出先の勉強会などでもwifi接続したい複数の人にモバイルwifiルータを開放することが簡単になる。その都度PWを変更してもいちいち紙に書いて見せる必要もないし、その管理も運用もすごくラクになるのである。

NFCタグを使ったスマートライフがやってきた

円形のNFCタグシール

円形のNFCタグシール 一般的なのはこのような円形のNFCタグシール。
上記のwifiルータに貼ったNFCタグシールは四角くて小さいが記憶容量は同じ。NFCタグには電源が不要なのも大きな特徴である。
リーダー機器からの電波を受信する際の電磁誘導で発生した微力な電力だけで通信やデータの書き換えができる仕様になっている。記録できる情報量は少ないが、シンプルな構造で書き換え可能なメリットもあるし半永久的に使えるのもよい。

NFCとは

NFCタグシールとリーダー(USB接続タイプ)さて、NFCとはなにかというと近距離無線通信の国際仕様のことで、「Near Field Communication」がその語源となっている。
NFCの仲間はICカード、JRのSuica(スイカ)がNFCのひとつだと連想してもらうのが一番わかりやすい。

※写真はNFCタグシールとリーダー(USB接続タイプ)
ネクサス7にはNFCタグを読み書きするリーダー機能が標準でついている
実はネクサス7にはNFCタグを読み書きするリーダー機能が標準でついている。これはすごい。(ネクサス7のバラシ写真をよく見るとNFCのアンテナがあることがわかる)

つまりネクサス7ひとつで、自分でNFCタグを自由に使うことができるのである。上記で紹介したように、モバイルwifiルータにNFCタグシールを貼っておけば、ネクサス7をかざすだけでwifi接続できてしまうなんてことができてしまう。

ネクサス7だけではなく、最近のアンドロイド製品にはほとんどNFCリーダー機能がついている。残念ながらアップルのアイフォンやアイポッドタッチ、ipadにNFCリーダー機能はついていないので、アンドロイドのスマフォだけ。

それでもスマフォでこのようなことができる時代になったことは大きな変化である。これから自分でNFCタグシールを作り、あちこちに貼っておけば快適なスマートライフができるようになる。

クレスコ・アイディー株式会社

▼見学したクレスコ・アイディー株式会社
https://wireless-t.jp/

NFCタグの勉強会に参加して、NFCのことやNFCタグシールの使い方を知った。

NFCタグの勉強会

この勉強会は毎年、中小企業診断士の仲間たちが集まっている「act2020」というメンバーの今年度オフ会として行われた。

今回はRFID業界では世界に名が通っている勉強会メンバーのコーディネートで、クレスコ・アイディー株式会社に訪問して実現した。