蕎麦打ち名人というタイトルがある。正式名称は「全日本素人そば打ち名人大会」といい、平成8年に現行ルールの第1回大会が開かれ、優勝者一名のみがその年の「蕎麦打ち名人」となる。平成12年の第5回大会優勝者となった安久義二氏は初めて北陸(福井県福井市)から蕎麦打ち名人となった人で、まさに越前蕎麦を知る人にとっては偉大な存在である。安久名人は九頭龍工房という蕎麦打ち道場を運営しており、教室などで蕎麦打ちの普及を行なっており、今でもバリバリの現役蕎麦打ち名人である。その安久名人が打った蕎麦を食べさせていただくことができた。
▼安久義二名人の蕎麦打ち動画
2012年2月に安久名人の指導を受けながら蕎麦打ちをしたときは、その出来上がりの蕎麦のうまさに感動した。
この安久名人が打つ蕎麦を通販で買うことができる。47CLUBというサイトで「手打ち越前おろしそば 九頭龍工房」という蕎麦を扱っているが、その商品が安久名人が打っている蕎麦である。安久名人が運営しているWEBサイトには蕎麦通販のことも紹介されているので、詳しくは名人のWEBサイトで見てほしい。
福井県産の蕎麦粉を使って安久名人が打った蕎麦である。きれいに整えられ蕎麦を自宅で茹でて、茹でたてを食べた。美しい蕎麦である。真夏の暑い日の日曜に昼に自宅で名人の打った蕎麦を食べることができるという幸せ。
越前流そば道場 安久名人の九頭龍工房
http://www.sobameijin.com/
安久義二名人は、気取りがなく今でも学習意欲が旺盛で人物的にもすばらしい方である。ご縁に感謝。
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