更科藤井にもトマト蕎麦があった、更科蕎麦のベースがしっかりしつつも変わり蕎麦の探求を続ける蕎麦屋である

2013.08.172023.04.09

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金沢市柿木畠の更科藤井で昼・夜と蕎麦を食べた。昼に熱いたぬき蕎麦をすすり、午後３時からのもっきりやJAZZライブを楽しんだ後、夜には冷たい蕎麦をいただいた。

更科藤井は５種の蕎麦があり、他にもかわり蕎麦という季節のものを楽しむ蕎麦がある。この夏のかわり蕎麦は「トマト蕎麦」。最近、トマト蕎麦が人気になっているが、更科藤井にもトマト蕎麦があった。更科藤井の店主の藤井さんはほんとに勉強熱心。更科蕎麦のベースがしっかりしつつも、変わり蕎麦など蕎麦の探求を続ける蕎麦屋である。

更科藤井にもトマト蕎麦があった

▼更科藤井の熱いたぬき蕎麦

真夏だから熱いたぬき蕎麦がうまい。今日はミョウガの天ぷらをのせてくれた。フーフーいいながらズズーと音を立てて食べる蕎麦は、その食べ方も魅力的。音でも楽しませてくれる効果がある。いい蕎麦をアツアツで食べる贅沢さを感じる。食べたあとは心地よい汗がしっとりとでるのがまたいい。

▼更科藤井のトマト蕎麦

このトマト蕎麦は、かなり凝っている。まず、蕎麦麺にトマトをしっかりと練り込んである。それでいてコシもあり喉越しもよい蕎麦である。出汁は少しカツオ系が効いていたがトマト味をチョイス、なにより蕎麦の上のトマトソースがシャーベットになっているのがニクイ。シャリシャリのトマト味ソースとトマトを練り込んだ蕎麦とのバランスがいい。オクラとクリームチーズも抜群にあうネタだ。おもしろいトマト蕎麦である。
ベジタリアンの遠田としては、鰹出汁が得意でないので、次回はこのまま出汁抜きで食べてみたいと思った。