越前蕎麦といえば太くて固いというイメージがある。これはほぼあたっている。太くて固くて蕎麦本来の味わいをよく噛んで楽しむのが越前蕎麦の醍醐味である。しかし、関東の蕎麦文化は細くてコシがある蕎麦をよい蕎麦とする風潮が強い。蕎麦最大の消費地は東京であり、日本では関東圏で蕎麦の半数以上を消費しているという。そんな観点からすると、越前蕎麦にも太麺だけでなく細麺も用意しておき、来店客に好きな方を選んでもらえば顧客の選ぶ楽しみも増え、顧客サービスの増加になる。
写真は、越前蕎麦の蕎麦屋(やっこ城東)で頼んだ大盛りの田舎蕎麦。この蕎麦屋では大盛りだと二皿で提供するという。これもうれしい顧客サービスである。
▼田舎蕎麦(細麺)
「手打ちそば処やっこ」の田舎蕎麦は、冷たい蕎麦の上に辛味大根おろしがたっぷりとのっており、別容器で醤油(甘めのかえし)を好みの量だけかけて食べるというもの。標準メニューで、鰹節なし、鰹出汁なし。なので、遠田が好む蕎麦のメニューにほぼピタリとくる仕様でうれしい。しかも、細麺と太麺があり、どちらかを選ぶことができる。
細麺の蕎麦はコシがあり喉越しがいい、香りもまぁまぁある。大根おろしはほどよく辛いが、醤油は甘めのかえしを使っており、は少し甘目なのでかけ過ぎないようにしたほうがいい。まずは、醤油をかけずに一口蕎麦だけを食べてみるといい。なかなかいい蕎麦である。福井県産の蕎麦を使用し9割(外一)で仕上げているという。
外一とは、蕎麦粉10に対し、つなぎ(小麦粉)1の割合で打った蕎麦である。標準的な二八蕎麦は蕎麦8に対してつなぎが2なので、外一の蕎麦はごくごく少量のつなぎしか使っていないということである。
▼田舎蕎麦(太麺)
「手打ちそば処やっこ」の田舎蕎麦を太麺で注文したら、ガツンとした荒々しい蕎麦ででてきた。醤油をかけずに一口食べると、口の中に蕎麦の旨みが広がる。奥歯でよく噛んで食べるとうまい蕎麦だ。太くて固い越前蕎麦の醍醐味を感じることができる。醤油を少しかけるとまたうまい。醤油は甘めのかえしで、細麺のときはかけ過ぎると麺にからみすぎて甘みが強すぎると思ったが、太麺の蕎麦にはよくあうようになっている。
なお、この太麺は前日の夜営業時間に食べた田舎蕎麦である。
手打ちそば処 やっこ (城東)
福井県福井市城東1-4-18
TEL0776-22-3472
定休日は水曜日、11:00~20:00まで営業
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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