拡張子がxpsというファイルをメール添付でもらうことがあります。xpsファイルは「XML Paper Specification」の略で、Microsoft社が開発した、文書を閲覧・印刷するためのXMLベースのファイル形式です。xpsファイルを開くには無償配布されているXPSViewer(再生ソフト)をインストールすればよいのですが、Microsoft社のOSであるウインドウズにはインストールされていません。実は同様の機能ではアドビのアクロバットPDFの方が事実上の標準になったため、xpsファイルはほとんど使われていないからです。
拡張子がxpsというファイルを閲覧する方法
xpsのリーダーアプリを使う方法
xpsファイルを読めるアプリを探してみると以下のアプリがヒットしました。
しかし、このアプリの説明を読むとすでに利用できない状況のようです。
リーダーを使って PDF、XPS、TIFF ファイルを開きます。 リーダーを使うと、ドキュメントの表示、語句の検索、メモの作成、フォームの入力、ファイルの印刷や共有が簡単にできます。 このアプリは Windows 10 Fall Creators Update 2017 以降では使用できません。
PDF ファイルを開くには Microsoft Edge を、XPS ファイルを開くには Windows XPS Viewer を、また TIFF ファイルを開くには Windows フォト アプリを使うことをお勧めします。
ということで、このアプリを使うのはやめました。
WEBサービスを使う方法
Online2PDFでxpsファイルをPDFに変換しました
実際に使ってみたのはOnline2PDFです。
このサイトは英文ですが、会員登録しなくてもすぐに使えるのがよいところです。利用方法も簡単でした。
xpsファイルをアップロードして変換するファイル形式をPDFにします。
そうすると、PDF形式でファイルをダウンロードすることができます。ちゃんと読むことができました。
ただし、この方法はファイルのデータがWEBサイトに渡ってしまうので、機密情報を変換するのはやめておきましょう。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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