マメジン自由が丘の畑を見に行ったら、かぼちゃやさつまいもなどはよく育ち収穫時期にきているようだ。しかし、大豆がよくない。10月になっているのにまだ葉は青々として大きな大豆だが、肝心のさやに実が入っていないのである。茎や葉は大きいのに実がつかないのは「栄養生長から生殖生長」への切り替えがうまくいっていないのが原因と考えられる。植物は、自分の体を大きくするための栄養生長の時期を経て、適切なタイミングで子孫を残すための「生殖生長」に切り替わる。生殖生長に入ると子孫を残すための種子に栄養を回すため実がつき実が大きくなっていく。
普通は開花の時期で切り替わるが、大豆はこの切替がなだらかで重複して展開するようで、気温や降水量や日照時間など気象条件の影響でうまく切り替わらないことがあるらしい。
マメジン自由が丘の大豆は実がつかない大豆になった
さやの中にほとんど実が入っていない
マメジン自由が丘の大豆にはさやの中にほとんど実が入っていない。
マメジン自由が丘の大豆は10月になっても青々としている。普通なら葉が茶色く枯れてきて実がふくらんでくるころである。まだまだ栄養生長のままで生殖生長のスイッチが入っていない状況のようである。
しかし砂地の大豆には実がついていた
まったく同じ大豆を遠田の自宅の裏でも栽培している。遠田の自宅は砂丘地にあり、裏庭も砂地である。土ではなく砂地なので地中の養分が少なく作物はあまり大きくならない。しかも、この大豆にはまったく肥料をやらず水もやらず、ほとんど放置状態である。
この砂地の大豆には実がついている。砂地で肥料もやらないので大豆は茎も葉も小さいが、しっかりと結実している。砂地の大豆は栄養生長の条件が厳しいため、早い段階で生殖生長に切り替わるのだろう。
砂地の大豆のほうが葉も茎も小さいのにマメジンの畑の大豆より1~2週間は早めに開花する。例年だいたいこんな感じである。
砂地の大豆は実がついた。
砂地の大豆はそろそろ収穫時期になっている。収穫量はうんと少ないが、来年のタネを残すためにも貴重な収穫になりそうだ。
大豆は痩せた土地でよく育つ
大豆は痩せた土地でよく育つといわれている。大豆の根には根粒菌がつき、窒素成分を固定化し自己肥料とする力があるため、痩せた土地でも育つのである。砂地でも肥料なしで育つのは根粒菌のおかげである。
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遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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