関西の中小企業診断士仲間との交流で昨日から大阪に来ている。その案内もあり大阪の商業施設を視察したが、大阪の商業集積が大きく変化してることがわかった。今年、JR天王寺駅前の「あべのハルカス」が一部オープンし、JR大阪駅とその周辺もリニューアルオープンした。グランフロント大阪は大阪駅の目の前の巨大な商業施設で、多数の人でにぎわっていた。昨年、阪急デパートもリニューアルオープンしており、大阪の商業集積はより巨大に魅力的に変化している。
一方で、旧来からある商店街などの商業地域はどうか。通天閣のある新世界地域の商業地域を歩いてみると人通りはそれほど多くなく空き店舗の目につく。聞くと昔ほどのにぎわいはなくさすがにさみしいという。大阪の小売空間は構造変化が進み、新旧入れ替わりが起きているようだ。
大阪駅前にある「グランフロント大阪」。その隣にあるヨドバシカメラが小さく見えたのは時代の変化が早いことの現れか。
大阪駅前にグランフロント大阪の模型がある。
あべのハルカスは今年の6月に一部オープン、10月にウイング館がオープンしたばかり。交通の要衝であるJRで、天王寺駅前にある。
あべのハルカスは高さ300メートルの巨大なビル。延床面積21万2,000m²、地上60階・地下5階という日本最大級の建築規模の商業ビルである。来年(2014年春)にグランドオープンが予定されており、そのときには横浜のランドマークタワーを抜き日本一高いビルの称号も得ることになる。
通天閣がもっとも大阪らしいという人もいる。愛着ある通天閣は新世界エリアにある。今日はいい天気で通天閣の展望台に登るエレベーターは20分以上の待ち行列だった。
なお、このブログ記事がちょうど3000件目の記事となった。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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