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金沢歌劇座の山下達郎公演で、山下達郎の主要な客層は1950年代後半から1960年代生まれが多いことがわかった

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金沢歌劇座金沢歌劇座で行われた山下達郎のライブに行ってきた。今年還暦を迎えたという山下達郎だがとてもパワフルで充実したライブだった。たっぷりと聴かせてくれた3時間半。終演で会場の歌劇座を出るとすでに午後10時を過ぎていた。山下達郎のライブは複数回来ているが今回のライブは選曲も流れも舞台もよく、充実度は最高だ。30年ぶりにデジタルリマスタリングで再発された「メロディズ」のアルバムを軸に展開する構成で、当時リアルで聞いていたファンとしてはとてもうれしい選曲だった。

ところで、山下達郎の固定客とはどんな客層なのだろうか。ライブ中のMCで「自分より少し年下で、一回り下くらいまでが中心」というようなことを言っていた。具体的に「1950年代後半から1960年代生まれの方がコアなファン」という説明をしたときに会場から大きな拍手が湧き上がった。自分もその年齢層にぴったりはまっており、たしかにその年齢層が目立って多かったような気がする。
山下達郎が金沢歌劇座に

山下達郎がプロミュージシャンとして38年続いているのは、自分が実現したい音楽の世界観が確立していることと、明確な顧客志向でサービス精神にあふれていることではないかと、ふと感じた夜だった。金沢での名演をありがとう。

ちなみに、「1950年代後半から1960年代生まれ」という言い方は「昭和30年代」とほとんど同じであるが、山下達郎はラジオ放送でもほとんど昭和とか平成という年号を使わず、西暦で年号をいう傾向があるように感じる。