ブログでのWEBマーケティングの基本はブログ記事を書くことである。では、何件くらい書けば検索にヒットして安定的にアクセス増加しだすのかということを、よく聞かれる。ひとつのめどとして、ブログで記事を300件以上書けば検索エンジンからの集客が安定的に増加する。これは経験則からの数値であるが、記事数300件を超えると月間アクセス数が1000件を超えるようになることが多い。うまくいい記事を書ける人は記事数100件で同様の効果を得ることができることがあるが、まず最初は質よりも量が大事。記事数300件を目標に書いてみてはどうだろう。
ではブログで300件の記事を書くというが、どのような内容を書けばいいのか?
社長ブログや店長ブログのように人物を全面に出すようなブログにするなら日常のことを毎日書くという方法もある。しかし、ビジネスブログとして検索エンジンからのアクセスを動線として強く意識して書くブログならば、昼飯や飲み会の写真のブログ記事ばかりでは効果があまり期待できない。ブログを書き出すときの練習としてはいいが、慣れてきたら「お客様が喜ぶこと」を意識して書くようにするとよい。
以下の3点について徹底的に書いてみてはどうだろう。このネタは効果がでるブログの三種の神器で集客の3大コンテンツとも言える定番である。
アクセス増加するためのブログ記事ネタベスト3
1.FAQ(よくある質問と回答)を100書く
お客様からよくあるような日常の質問とその回答を淡々と綴っていくこと。その道の専門家であれば日常的になんらかの質問を受けたりお客様が困ったりするようなことを知っているはずである。あまりむずかしく考えなくとも書くネタは豊富にあるはずである。その道のプロがこんなちょっとしたことだからと思うことでも、利用者側(ユーザー)からすればすごく助かる情報だったりする。「お客様からの声」として普段のお客様の問題解決の例として書くのもいいだろう。
それにユーザーは困った時には専門店に行くよりもまず検索することが多い。するとその解決方法をきちんと書いてあるブログに出会う確率が高くなる。
2.事例を100書く
自分のビジネスでの成功事例や納入事例など、具体的な事例を紹介することである。建築や工事などの業界なら建築事例やリフォーム事例は非常に有効である。製造業でも自社商品の紹介およびその設置事例が書けるだろう。また、サービス業でも事例は紹介できるはずで、理美容ならカットやヘアのセット事例もあるし、学習塾なら教室で起きたことや受講生の成績変化も事例である。
お客様の許可を得なければ書けない内容もあるだろう。しかし、ブログで事例を書くことは集客に絶大な効果がでるので、なんとか書く方法を検討しよう。匿名にしたり、さしさわりのない範囲だけでも書くようにするといい。
3.ノウハウを100書く
ノウハウとはお客様視点で役に立つ知識情報のことである。自分のビジネスのノウハウをどんどん公開することである。役に立つことであればあるほど検索にヒットしてアクセスが集まるはずである。「◯◯の作り方」や「効果がでる◯◯の設置方法」など、自分の業界でちょっとしたお役立ち情報をブログに書く。ノウハウを公開するのは企業秘密だからできないと思うかもしれない。しかし、そもそも文字にして書けることには限界があるので、100%伝えようとしても書ききれないはずだ。それに、ここまで無料で情報公開してくれている人だからこそと、ファンができることのほうが価値が大きい。
以上、3つのことを紹介した。
これ以外にも書けることはたくさんあるはずである。ぜひとも効果のでるビジネスブログを書いて欲しい。
ちなみに2013年8月にスタートした「蕎麦食べ歩き北陸」というブログのアクセス数変化のグラフを紹介しておく。現在、まだ記事数が100件を少し超えたところだが、記事数増加につれてアクセスが増していることがわかるだろう。とくに検索エンジンからのアクセス増加は記事数増加と相関関係であることがよくわからう。このブログはWordPressで書いているが、MovableTypeでも効果は期待できる。
アクセス数の変化「蕎麦食べ歩き北陸」https://sindan.org/ ※グーグルアナリティクスのグラフで月間単位の訪問数を表示している
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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