SnapLiteが届いた。SnapLiteはiPhoneで画像撮影を便利にする多機能電気スタンドだ。「iPhoneカメラをスキャナにする」というキャッチコピーにひかれて購入した。スキャンスナップを出しているPFUの新製品で、5月28日発売ということで予約注文してあったのが今朝届いた。
早速、箱を開けて中身を取り出し使ってみた。意外に小さくコンパクト。電気スタンドとして普段使うには光量が少し足りないかもしれないが、補助光や写真撮影用と割り切れば十分だろう。専用のアプリをiPhone(またはiPod touch)にインストールし、ブルーツーリズムをオンにすれば使用可能になる。
SnapLiteをテーブルに置いて使ってみた。iPhoneで専用アプリを立ち上げて、SnapLiteの上部ライトの上に置けばセット完了。A4サイズのガイドラインの光がでるのでその枠内に被写体を置き、スタンドにあるリスのボタンを押すと0.5秒後にiPhoneのシャッターが切れる。
自動的に台形補正やトリミングをしてくれるのはとてもラク。撮影した画像はjpg形式でiPhoneの画像として保存される。
使用してみて気づいたことは以下のとおり
- 保存できるファイル形式は画像だけでPDFにはならない
- 文字情報をOCRで読んでテキスト変換するような機能はないしすばやく処理もできない(スキャンスナップとここが大きく違うところ)
- A4より大きな被写体を合成して1枚の写真にしてくれる機能は便利
- SnapLiteを照明スタンドとして使う場合、iPhone側のボタンで照明の色や強さをコントロールできるのはおもしろい(iPhoneとnapLiteはブルートゥース接続(無線)なので、1~2メーターくらい距離が離れても大丈夫)
使ってみた感想として一番感じたのは「スキャンスナップとは別物」ということである。スキャンスナップのような使い方を想定して購入するとがっかりするだろう。
ちょっと遊びココロで「iPhoneでの写真撮影を便利にする照明スタンド」だと割りきったほうがいい。iPhoneで写真撮影するときに両手を放して使えるので、ちょっとした商品撮影なんかにも便利。0.5秒の遅れシャッター機能は時間調整できるので、1秒後に変更するといいかもしれない。
実際に左手を撮影してみたが自然な感じで撮影できた。両手を撮影することもできるし、ハンズフリーで撮影できるスタンドという新たな用途はおもしろい。
iPhoneでもiPod touchでも使用可能だが、アンドロイドにはアプリが出ていないので今のところ使えないのも残念なところ。
以下は、同梱されていた案内状や伝票をSnapLiteで撮影したもの。(ブログ掲載するために画像は縮小して影をつけた)
▼snapliteでスキャンしたA4の挨拶状
▼snapliteでスキャンした伝票
なお、SnapLiteの詳細なレポートはhttp://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1405/27/news130.htmlの記事が参考になった。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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