石川県のこと

「焼きいなり」は空弁で人気になった石川県の名物弁当で、山下ミツ商店の分厚い特製油揚げについたおこげがたまらない魅力

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焼きいなりを徳光PAで購入「焼きいなり」とは焼いた油揚げに寿司飯をたっぷり詰めたでっかい稲荷寿司だ。こんがりとおこげがついた油揚げに少し濃い目の味付けの寿司飯がたっぷり入っている。焼きいなりの特長はなんといっても焦げ目がついた分厚く大きな油揚げだ。山下ミツ商店の特製の油揚げを使い、旨味だしに一晩漬け込んでいるので、油揚げだけでもおいしい。ひとつ食べればかなりお腹がふくれるボリューム感もうれしい。以前、空弁でブームになったときは入手困難だったが、今では並ばずに買えるようになっている。北陸高速道路の徳光PA(下り)で購入した。

焼きいなりを徳光PAで購入

「焼きいなり」は徳光PAなら上り下りのどちらでも販売している。賞味期限が翌日までなので、購入したその日に食べてしまうのがいい。

焼きいなり

焼きいなりには「太鼓判」が押してある。

焼きいなり

焼きいなりの箱の中身には、「ちらし」と「鶏ごぼう」の二種類が入っていた。

焼きいなり

焼きいなりの「ちらし」のほうをいただいた。分厚い油揚げにはしっかりと旨味がしみこんでいた。きつね色のおこげの感じはとても食欲をそそる。けっこう大きいので、家族でシェアして食べたが大好評だった。食品王国石川県にはおいしいものがたくさんある。

この「焼きいなり」は、石川県加賀市にある加賀守岡屋が製造している逸品。全国放送のテレビ番組では何度も放映されているので、知っている人も多いはずだ。製造工場と本社は加賀市で、直売所は兼六園下の売店「金澤兼六屋」のみ。取扱店は、JRの駅では加賀温泉駅、小松空港、北陸高速道路の徳光PA(上り・下り)、尼御前SA(上り)だ。現在、金沢駅では販売されていないのが残念。

※「金澤兼六屋」は、珍味・水産練り製品「笠井食品」、和菓子「焼まん本舗 越山甘清堂」、「加賀守岡屋」の3社で運営されている土産物店。