北陸新幹線のチケットをJRおでかけネットのe5489で予約した。3月14日に北陸新幹線が開業し、金沢-東京間は乗り換えなし2時間半で行けるようになり便利になった。WEBでは往復で買うことができなかったので片道づつ別途に予約した。お得なのは「WEB早得1」という切符で、座席指定ができて1割引という特典がある。前日までなら予約できる。
その一方で、デメリットもいくつかでている。往復割引が無くなったり、新幹線に接続するJRが第三セクタになってしまい運賃が値上がりしたり、実質的にはかなり高くなった印象がある。
北陸新幹線の切符を購入
JRおでかけネットのe5489
▼北陸新幹線の片道料金表
▼予約した切符
首都圏往復フリーきっぷは「おとなび」なら買える?
北陸新幹線開業でもっとも残念なのは「首都圏往復フリーきっぷ」が無くなってしまったことだ。「首都圏往復フリーきっぷ」は金沢から東京および首都圏への往復割引切符で、首都圏内ではJRに乗り放題という便利な上に安いというスグレモノの切符だった。今は、首都圏往復フリー切符は一般販売はしていない。
しかし、「おとなび」会員だけには販売しているようだ。おとなびには入会資格があり、50歳以上なら入会できる可能性がある。
以下の内容は「http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/01/page_6701.html」からの引用である。
北陸新幹線(金沢と東京)の往復の切符を購入すると通常は28420円だ。それがおとなび会員になれば22000円になる。これはとても大きなメリットだ。単に価格だけでなく、首都圏にいる間、JRが乗り放題というのは都会の地理感に疎い地方人にとってとてもありがたいチケットなのだ。とにかくこれ1枚持っていればSUICAがなくてもOKなのだから。条件に合う人は「おとなび」入会を検討しよう。
石川県内なら宇野気駅での引取が便利
なお、北陸新幹線の切符を引き取りできる最寄りの駅を調べてみると意外なことがわかった。
JR七尾線で調べると、宇野気駅では引取可能。これは最寄り駅なのでありがたい。しかし、基幹駅だった津幡駅が一覧になく新幹線の切符引取不可だった。金沢-津幡駅間はJRから第三セクターの「IRいしかわ線」になったため、津幡駅の管理主体はJRではなく「IRいしかわ線」になったのだろうか。津幡駅で新幹線の切符を受け取れないのはちょっと意外だった。
北陸新幹線開業で金沢と東京は近くなった。一方で、地方の交通は不便になっていくものもある。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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