Googleが発表した4.21問題はいよいよ明日となった。4.21問題とは、スマホでの閲覧に対応していないWEBサイトの検索順位を低下させるというGoogleのアルゴリズム変更のことである。Googleとしては「モバイルファースト」と称して、スマホ対応を5年前から提唱していたというが、現実的にはまだまだスマホでの閲覧に対応できていないWEBサイトはかなり多く残されている。ネットショップのオーナーや担当者でさえ、この4.21問題を知らないという例もあるようだ。対応がまだの人も済んだ人も、明日に備えて「ウェブマスターツール」で状況を確認しておこう。
ウェブマスターツールの管理画面で確認する
ウェブマスターツールの画面でモバイルユーザビリティの問題を確認する。ダッシュボードの左メニューで、「検索トラフィック」→「モバイルフレンドリー」をクリックする。
「モバイル ユーザビリティのエラーは見つかりませんでした」と表示されればOKである。しかし、問題が残っている場合は、そのエラー内容が詳しく表示されるはずだ。
エラーが見つかったら、対応策を考えよう
エラーのあるページは個別に表示されるので詳しく見てみる。エラー対象のページが、もしも情報価値が古くて更新しないつもりのページでも、意外になんらかのキーワードでヒットしてアクセスが多いLP(ランディングページ)になっている可能性もある。できれば、すべてのエラーページを確認し、対応が必要かどうかをあらためて確認するとよい。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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