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ECの裏側が大きく変化し決済は大手サービスに集約されていく、Amazonログイン&ペイメントがいよいよ開始

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ログインアンドペイシステムAmazonのログイン&ペイメントシステムが日本でも2015年5月から始まった。このシステムはAmazonのアカウントで他社のECサイトにログインできて、決済できるサービスである。ユーザーはAmazonのアカウントがあれば、他のECサイトで面倒な氏名や住所などの入力をしなくてよくなり、Amazonで登録してあるクレジットカードで決済ができる。入力が煩わしいのは特にスマホ。パソコンに比べると画面が小さくで入力が煩わしいスマホではパソコンよりもEC利用率が低いのが課題だった。このようなサービスの普及でスマホでもEC利用が大きく広がっていくだろう。

▼出前館はAmazonのアカウントでログインして決済できる
amazonでログインして決済

上記の画面は「出前館」で商品を購入し決済するときの会員登録画面。通常はここで会員登録をするために住所氏名生年月日やクレジットカード番号やパスワードなどを登録しなければ決済できない。しかし、Amazonアカウントでログインすると、その手間がなくなる。

アメリカではすでに2年前からこのAmazonログイン&ペイメントサービスが展開されており、このサービスを導入しているECサイトは転換率が約3割も向上しているという。

▼アマゾンのログイン&ペイメント紹介動画



この動画はアマゾンがYouTubeにアップしたものである。

▼アマゾン ログイン&ペイメント
https://payments.amazon.co.jp/home

すでに大手買い物カゴサービスのフューチャーショップの「FutureShop2」ではAmazonログイン&ペイメントの実装を宣言している。早ければ9月にもサービス開始されるということである。

このようにECはユーザーの利便性向上という面でまだまだ進化していく。他にも「Apple Pay」や「LINE Pay」など新たな決済サービスも登場している。ECを支える裏側の仕組みはこれからも大きく変化しつづけるだろう。