Googleの検索アルゴリズムによると、”Do-Know-Go”と呼ばれる3つのキーワード分類があるという。Googleの検索品質チームのマッツカット氏のYouTube動画では次のように説明されている。
検索キーワードのクエリの種類は大きく分けて「Navigational(案内型)」と「Informational(情報型)」、「Transactinal(取引型)」の3つがある。
Navigational(案内型)は特定のWEBサイトを探したいなど具体的な場所を示したりするので「Go(そこに行く)」という行動につながりやすい。Informational(情報型)はノウハウなどを調べるので「Know」。Transactinal(取引型)は購入や申し込みなどの行動につながりやすいので「Do」。というように言い換えることができる。つまり、検索エンジンは”Do-Know-Go”というキーワードを整理しているということだ。
Googleが整理する検索キーワードクエリの3つの分類
3つのキーワード「Go」 「Do」 「Know」
Go:「Navigational(案内型)」
「案内型」クエリは、特定のWEBサイトや具体的な場所を探すためのクエリである。 ユーザーには「このサイト、このページにアクセスしたい」というはっきりとした意図がある。公式サイトを探したりすることが多い。
案内型クエリの具体例には、
・ウィキペディア
・Amazon
・アップルウォッチ
・マクドナルドメニュー
・ユニクロ新商品
・ディズニーランド駐車場地図
などがある。
どれもアクスしたいページが決まっているのが特徴である。ブランド名や商品名で検索されるので強いブランドを持っているメーカーや大企業が強い傾向がある。
Know:「Informational(情報型)」
「情報収集型」クエリには、 何かを知りたいとか疑問や悩みを解決するための情報を得たいとかという意図がユーザーにある。文字通り情報を収集するという行為である。
情報収集型クエリの具体例には、
・大豆 育て方
・ネクタイ 結び方
・おいしいコーヒーの入れ方
・めまい原因
・コンサルタント 報酬
などがある。
あいまいな検索ワードも多い。ユーザーの目的は「知る」ことなので”Know”クエリともいわれている。検索クエリの大多数(9割以上ともいわれている)はこの”Know”クエリである。ブログなどでの集客作戦として積極的に狙っていくてもあるが、購入まで至る転換率は低くなるので、どのくらいの力を入れるかの見極めが重要になる。
Do:「Transactinal(取引型)」
「取引型」のクエリには、ユーザーが何かをしたいとか、何かに対してアクションを起したいとか、という意図が含まれている。 「産直 お取り寄せ」などのネット通販で狙う「何かを購入したい」というキーワードが典型的な例。
取引型クエリの具体例には、
・お米 通販
・りんご産直 お取り寄せ
・壁紙 ダウンロード
・会員登録
・キャッシング 即日
などがある。
3つの検索クエリのなかでは、この取引型がもっとも転換率が高い。リスティング広告(PPC広告)でも中心的に狙っていくことが多く、入札価格が高騰しやすいという特徴もある。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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